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今回のブダペスト旅行には大きな目的が2つありました。 一つは「国立博物館」にあるという、后妃エリザベートが刺殺されたときに着ていた服を見ること。 ![]() もう一つは、彼女が愛した「ゲデレの館」を見ること。 今日はその2つの目的がかなう日なのです。 ◇ゲデレ(グドゥルー)へ これからゲデレの館へ行かれる方のために、行き方を詳しく書いておきましょう。 まず、地下鉄M2の終点「ORS VEZER TERE」まで行ってください。 そうすると、そこからグドゥルー行きの HEV(郊外電車) が、 一時間に1本くらい出ています。 料金は335フォリント(170円くらい)。
ゲデレの館があるのは、終点グドゥルーから2つ手前の「SZABADSAG TER」駅で、乗車時間は約40分。 駅からゲデレの館が見えていますから、道に迷うことはありません。
しかし、ゲデレの館へ歩いていくと、館から帰ってくる人があるんです。 まだ10時の開館時間の前ですから、嫌な予感がしましたよ。 入口にはハンガリー語の掲示がありまして、何がなんだか分かりません。 近くにいる人に聞いたら「クローズド」なんだそうです。 まあ、これはある程度予測された事態ではありました。 年末ですからね。 この館は第二次大戦後は廃墟となっていたそうですから、あまり内部には興味がないんです。 もちろん、内部を見ることが出来れば、それに越したことはなかったんですがね。
それでもめげずに、館の周りを回ってみました。 まだ館は修復中のようで、修復していない部分の色は、シェーンブルン宮殿と同じマリア・テレジア・イェローなんです。 なぜ昔とは違った色に塗り替えるのでしょう? 歴史の改竄でしょうか? ちょっと理解できませんでしたね。 館の後ろは広大な公園になっており、乗馬好きのエリザベートがこの館を愛した理由は一目瞭然です。 「現地に来て良かった」としみじみ思うのは、こういう時ですね (^_^)。
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