プラハ紀行(9) 2004.5.3(月)
ルドルフィーヌム & クレメンティヌム

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◇ ルドルフィーヌム

 市内に戻り、まずは地下鉄A線の「Staromestska」に近い「ルドルフィーヌム」(芸術家の家)。
 この劇場は「プラハの春」音楽祭のメイン会場の一つで、ドヴォジャーク・ホールがあります。
 僕がプラハに滞在する2日間には、スーク・ホールでの室内楽コンサートはあるようですが、残念ながらドヴォジャーク・ホールでの演奏会は無いようです。

 劇場前にはドヴォルザークの像が建っていて、プラハ城を背景に写真を撮ってみました。
 この劇場はヴァルタヴァ川に面しておりまして、カレル橋から撮った写真も載せておきましょう。
 有名な「ユダヤ人墓地」は、すぐそばです。

交差点から見たルドルフィーヌム 正面から。↑ ドヴォルザーク像が分かる?
プラハ城を背景にしたドヴォルザーク像 カレル橋から見たルドルフィーヌム


◇ クレメンティヌム

 プラハの街の中を歩いていると、多くの教会や宮殿で毎日コンサートが開かれており、プラハの経済活動の中で、音楽の占める割合はかなり高いものと考えられます。
 今回は5時開演(これが重要)の「クレメンティヌム」
のコンサートに行ってみました。
 「クレメンティヌム」はカレル橋の旧市街側のたもとにある巨大な建物群です。

 フェルディナンド1世が強大化するフス派に対抗するため、イエズス会をプラハに招きました。
 イエズス会の本拠となったのが「クレメンティヌム」で、1556年に修道院が創建され、その後も皇帝の手厚い保護を受け、建物が次々と建てられました

クレメンティヌム正面 「鏡の礼拝堂」入口


 コンサート会場は「鏡の礼拝堂」。
 2台のバイオリンとオルガンのコンサートで、A.スカルラッティやマルティヌーなど、ちょっとマニアックな曲目でした。
 客の入りは6〜7割でしょうか。
 教会の美しい装飾に囲まれ、残響の多いパイプルガンを聞くのもいいものです。


「鏡の礼拝堂」 パイプオルガン

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