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◇ ルドルフィーヌム 市内に戻り、まずは地下鉄A線の「Staromestska」に近い「ルドルフィーヌム」(芸術家の家)。 この劇場は「プラハの春」音楽祭のメイン会場の一つで、ドヴォジャーク・ホールがあります。 僕がプラハに滞在する2日間には、スーク・ホールでの室内楽コンサートはあるようですが、残念ながらドヴォジャーク・ホールでの演奏会は無いようです。 劇場前にはドヴォルザークの像が建っていて、プラハ城を背景に写真を撮ってみました。 この劇場はヴァルタヴァ川に面しておりまして、カレル橋から撮った写真も載せておきましょう。 有名な「ユダヤ人墓地」は、すぐそばです。
◇ クレメンティヌム プラハの街の中を歩いていると、多くの教会や宮殿で毎日コンサートが開かれており、プラハの経済活動の中で、音楽の占める割合はかなり高いものと考えられます。 今回は5時開演(これが重要)の「クレメンティヌム」のコンサートに行ってみました。 「クレメンティヌム」はカレル橋の旧市街側のたもとにある巨大な建物群です。 フェルディナンド1世が強大化するフス派に対抗するため、イエズス会をプラハに招きました。 イエズス会の本拠となったのが「クレメンティヌム」で、1556年に修道院が創建され、その後も皇帝の手厚い保護を受け、建物が次々と建てられました。
コンサート会場は「鏡の礼拝堂」。 2台のバイオリンとオルガンのコンサートで、A.スカルラッティやマルティヌーなど、ちょっとマニアックな曲目でした。 客の入りは6〜7割でしょうか。 教会の美しい装飾に囲まれ、残響の多いパイプルガンを聞くのもいいものです。
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