プラハ紀行(13) 2004.5.4(火)
プラハ城
・マサリク像

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◇ プラハ城

 僕のイメージではカレル橋とプラハ城は一体となっていたんですが、実際にはプラハ城は坂の上で遠かった (^_^ゞ。
 案内表示はしっかりしているので道に迷うことはありませんが、これから行かれる方はお気を付け下さい。

プラハ城への坂道 案内表示


 プラハ城の建設が始まったのは9世紀半ばで、14世紀のカレル4世の時代に現在の形になったそうです。
 フラッチャニ広場に面した正面(マティアス門)は、多くの観光客で賑わっていました。
 門の前には衛兵が立っていて、並んで写真を撮る人が多かった。

プラハ城正面 マティアス門 門の前に衛兵が立っている


 その門に向かって建っているのが「TGM像」。
 チェコスロヴァキアは第一次大戦後の1918年に、ハプスブルグ帝国からの独立を果たしました。
 独立と同時に初代大統領に就任したのが、トーマス・ガリグ・マサリク(1850〜1937)です。
 彼は王宮を大統領官邸とし、17年の長きにわたり、大統領を務めました。

 しかし1937年にマサリクが死去すると、翌38年にはナチスによる「ズデーテン割譲」が行われ、1939年にチェコスロヴァキアはドイツに編入されてしまいます。
 第二次大戦後は共産党の時代が続き、「ビロード革命」後の2000年に、やっとこの銅像が建てられたということです。

トーマス・ガリグ・マサリク ジプシーバンドとTGM像

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