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座像があるハンス・ザックス広場から、シュピタール橋でペグニッツ川を渡るとすぐに、左手に門が見えてくる。 この門を入ると、そこがオペラ第一幕の舞台のカタリーナ教会の廃墟。 残っているのは外壁だけだが、それでも保存されていて良かった。 ここから第二幕の舞台であるハンス・ザックス・ガッセまでは、ペグニッツ川を渡って5分くらい。 予想外の距離の近さに驚いた。
街には美味しそうな店が並んでいたが、まずはキルシュ(さくらんぼ)のアイス。 酸っぱくて美味しい。 そしてもちろん、細長いニュルンベルガー・ヴルストだ。
中央駅に近いニュルンベルク歌劇場は、大きくて風格のある建物だ。 劇場前の広場にはワーグナーの像が建っていた。 残念ながらこの日はオペラが無かったが、いつの日にかこの劇場で観劇してみたいものだ。
この日の観劇は、隣のシャウシュピール・ニュルンベルク。 演目はイプセンの《ロスメルスホルム》。 代々牧師の職を務めてきたロスメルスホルム一族の話らしいが、セリフばかりの戯曲で、当然の事ながら何も分からない (^_^ゞ。 箱形の抽象的な舞台に、現代の服を着た3人の男性と2人の女性が登場した、と報告しておこう。
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