ニュルンベルク・ミュンヘン紀行  2006年5月4日 (木)
(8) ミュンヘン(1) 后妃エリザベートの生家  アリアンツ・アレーナ

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 バイロイトからニュルンベルク乗り換えでミュンヘンに向かう。

 バイロイト    14:04 → 15:10 ニュルンベルク
 ニュルンベルク 16:29 → 18:13 ミュンヘン

 ミュンヘン行きのICEではファーストクラスに乗ってみた。

ファーストクラスの室内 ミュンヘン中央駅


 ミュンヘンのホテルは「ホリデイ・イン」。
 HISには中央駅に近いホテルを頼んでおいたのに、このホテルはU4の終点「アラベラ・プラッツ」からなお徒歩15分という僻地にあった。
 暗い夜中には、怖くてとても歩けない。

 どうもミュンヘンには「ホリデイ・イン」がいくつかあって、HISの手違いで一番遠いホテルになってしまったようだ。
 おかげで、毎日タクシー代が5千円はかかった感じ。
 せっかく宿泊費が安くてもこれでは帳消しだ。

ホリデイ・イン エッフェンシュトラッセ 室 内


 時間がある限りあらゆるものを見て回る主義なので、すぐにタクシーで街に戻る。
 地下鉄オデオンスプラッツ駅からウニフェルジテート(大学)駅方向に歩くと、左手に見えてくる大きな建物が、后妃エリザベートが生まれたマックス大公宮殿だ。
 壁の標示によれば、今は「バイエルン共和国中央銀行」であろうか。

 壁には若きエリザベートのレリーフがあり、「ここで、オーストリア后妃&ハンガリー王妃になった”SISSY”が1837年に生まれた」と書かれている。
 彼女は1837年12月24日に、この場所で生まれたのだ。

マックス大公宮殿 壁のプレート
バイエルン共和国中央銀行 SISSYのプレート


 地下鉄ウニフェルジテート駅まで歩くと、周囲の建物はミュンヘン大学で、バヴァリアの凱旋門が見えている。
 森鴎外の「うたかたの記」に、「幾頭の獅子の挽ける車の上に、勢よく突立ちたる女神バワリヤの像は‥‥」と書かれた、有名な女神像も見える。

 この凱旋門は1852年に建てられたそうで、それなら1853年にシシーがバート・イシュルでフランツ・ヨーゼフと出会う直前なんだ。

ミュンヘン大学 大学から見た凱旋門
アップしてみると 女神は後ろ向き


 ここから地下鉄U6に乗って、終点がフレットマニング駅。
 6月9日に第18回サッカーワールドカップの開幕戦(ドイツ×コスタリカ)が行われるアリアンツ・アレーナまでは徒歩でおよそ1キロだ。

 アリアンツは大手保険会社の名前で、収容人数は6万6千人。
 通常は「バイエルン・ミュンヘン」と「1860ミュンヘン」の2つのチームが使用しているそうだ。

フレットマニング駅 駅からアレーナまでは遠そう
この歩道橋を通って 人影もなく怖い道を
1キロくらい歩いて アレーナに近づくと人がいた
周囲は空き地 夜も9時近く
 
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