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ジュネーブは200以上の国際機関が集まった、国際機関の街でもあります。 有名どころをタクシーで回ってみました。 ◇パレ・ウィルソン(旧国際連盟) 第一次世界大戦終了後の1919年、国際連盟が結成されました。 アメリカ大統領ウッドロー・ウィルソンの強い推薦でジュネーブに本部が置かれました。 レマン湖に面したこの建物は、改修工事の末、現在では国連高等弁務官事務所になっているそうで、緒方貞子さんが活躍されたのはここでしょうか。
◇国際連合ヨーロッパ本部(パレ・デ・ナシオン) パレ・ウィルソンから坂道を登った広大な林の中に、国際機関が点在しています。 まずはたくさんの噴水が上がる広場の奥に国際連盟ヨーロッパ本部。 世界各国からの団体客がこの広場にたむろしていました。 大きな椅子の脚が欠けているのは、地雷の被害を訴えているものだそうです。
◇世界保健機関(WHO/OMS) 「世界保健機関/WHO」はジュネーブでは「OMS」となっています。 運転手さんには「こんなビルを撮ってどうするんだ?」と言われましたが、こちらにはこちらの事情もあるわけで (^_^ゞ。 入口には中国語の表記はありましたが、日本語はありませんでした。 ヘビが巻き付いた「医神アスクレピオスの杖」がシンボルマークになっていました。
◇赤十字国際委員会(CICR) 赤十字国際委員会は丘の上に建っていて、ちょっと格好いい。 左側の坂を登り、狭い通路を行くと、赤十字博物館が建っています。 内部は暗くて撮影禁止、フランス語の解説は一切分かりません。 日露戦争で赤十字が活躍している日本の画が展示されていました。
これで「国際機関回り」はおしまい。 バスでジュネーブ駅に戻ります。
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