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続いて『ドレミの歌』はミラベル庭園に舞台を移します。 最初は「ペガサスの噴水」。 映画ではベランダから撮影していますが、ミラベル宮殿は役所として使われており、一般人は入る事が出来ません。 続きまして、マリアと子供達は「バラのトンネル」の中を歌い踊ります。 「モーツアルト小橋」にも書きましたが、このトンネルを撮影場所に選んだ人はザルツブルク通だと、改めて感心しました。 こんなところ、誰も気が付きませんよ。
次は、ミラベル広場の入口にある石像。 これは公園の外側と内側に全く同じ像があり、驚きました。 しばし映画の写真と見較べましたが、映画に使われたのはミラベル宮殿が見える外側(下の写真右側)の像でした。
次はミラベル庭園中央にある噴水。 広大なミラベル庭園は、花壇の手入れも行き届き、とても綺麗です。 しかし、映画に出てくるのは宮殿左手にある(ペガサスの噴水のある)小さい庭が多いんです。 もう少し『ドレミの歌』を追ってみましょう。
次はペガサスの噴水の横の階段を上った「妖精の庭」です。 階段の前で美女集団が写真を撮っており、なかなか階段を上れませんでした。 左手に見えているのが「ペガサスの噴水」です。 「妖精の庭」には10体ちかい不気味な (^_^ゞ 妖精がいましたが、映画に出てきた妖精は居ませんでした。 映画はハリウッドのセットで撮ったような気がします。
そしていよいよ『ドレミの歌』のフィナーレです。 マリアと子供達はこの「ドレミの階段」を、歌いながら上ってきたのです。 しかし、ここからの景色は素晴らしい。 宮殿横の小さい庭に、ドレミの階段、ペガサスの噴水、妖精の庭、バラのトンネル、ホーエンザルツブルク城塞と、全てのパーツが揃っています。 何度も書きますが、これら場所を撮影地に選んだ人は凄いと思います。 ちょっとハリウッドから偵察に来たくらいでは、このような小さな庭は見落としてしまうでしょう。
◇ミラベル宮殿 受付で聞くと、ミラベル宮殿は役所として使われており、ガイドツアーなどは無いとのこと。 役所ならちょっと入っても良いかな、と覗いてみたら、かつてモーツアルトも演奏した事があるという「大理石の間(マルモアザール)」がありました (^_^) 。 この日も室内楽コンサートがあるようです。
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