ザルツブルク紀行 2007
8) 『ドレミの歌(2)・ミラベル庭園』 07年8月14日(火)
サウンド・オブ・ミュージックを究める(3)

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 続いて『ドレミの歌』はミラベル庭園に舞台を移します。
 最初は「ペガサスの噴水」。
 映画ではベランダから撮影していますが、ミラベル宮殿は役所として使われており、一般人は入る事が出来ません。
 
 続きまして、マリアと子供達は「バラのトンネル」の中を歌い踊ります。
 「モーツアルト小橋」にも書きましたが、このトンネルを撮影場所に選んだ人はザルツブルク通だと、改めて感心しました。
 こんなところ、誰も気が付きませんよ。

ペガサスの噴水 右横に注目
近づくと マリアと子供達が歌い踊ったバラのトンネル


 次は、ミラベル広場の入口にある石像。
 これは公園の外側と内側に全く同じ像があり、驚きました。
 しばし映画の写真と見較べましたが、映画に使われたのはミラベル宮殿が見える外側(下の写真右側)の像でした。

内側の像・お城が見える 外側の像・宮殿が見える
 
 
 次はミラベル庭園中央にある噴水。
 広大なミラベル庭園は、花壇の手入れも行き届き、とても綺麗です。
 しかし、映画に出てくるのは宮殿左手にある(ペガサスの噴水のある)小さい庭が多いんです。
 もう少し『ドレミの歌』を追ってみましょう。

庭園中央にある噴水 花壇が綺麗なミラベル庭園


 次はペガサスの噴水の横の階段を上った「妖精の庭」です。
 階段の前で美女集団が写真を撮っており、なかなか階段を上れませんでした。
 左手に見えているのが「ペガサスの噴水」です。

 「妖精の庭」には10体ちかい不気味な (^_^ゞ 妖精がいましたが、映画に出てきた妖精は居ませんでした。
 映画はハリウッドのセットで撮ったような気がします。

階段前に謎の美女集団 橋を渡ると
妖精の庭 不気味な妖精
 
 
 そしていよいよ『ドレミの歌』のフィナーレです。
 マリアと子供達はこの「ドレミの階段」を、歌いながら上ってきたのです。

 しかし、ここからの景色は素晴らしい。
 宮殿横の小さい庭に、ドレミの階段、ペガサスの噴水、妖精の庭、バラのトンネル、ホーエンザルツブルク城塞と、全てのパーツが揃っています。
 何度も書きますが、これら場所を撮影地に選んだ人は凄いと思います。
 ちょっとハリウッドから偵察に来たくらいでは、このような小さな庭は見落としてしまうでしょう。
 


日本人団体現れ、すぐに去る 階段を下から見ると


◇ミラベル宮殿

 受付で聞くと、ミラベル宮殿は役所として使われており、ガイドツアーなどは無いとのこと。
 役所ならちょっと入っても良いかな、と覗いてみたら、かつてモーツアルトも演奏した事があるという「大理石の間(マルモアザール)」がありました (^_^) 。
 この日も室内楽コンサートがあるようです。
 
ミラベル宮殿正面  
階段を上ると 大理石の間
 
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