ザルツブルク紀行 2007
12)レジデンツ & ホーエンザルツブルク城塞 07年8月14日(火)

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 ドーム広場からゲートをくぐって、隣にあるのがレジデンツ広場です。
 レジデンツ(宮殿)でコンサートが開かれていたので、ちょっと鑑賞。
 モーツァルトのフルート四重奏を一曲聴いて、次へ向かいます。

 あまり早く出たので受付のおばさんに「こういうコンサートは好きではないの?」と聞かれてしまいました。
 「ザルツブルクに見るべきものは多く、僕に与えられた時間は少ない」と答えまして、「グーテライゼ!」ですね (^_^) 。
 
ドーム広場からゲートをくぐって レジデンツ広場
石像のあるコーナーで 室内楽コンサート
 
 
 レジデンツはザルツブルクの領主である歴代大司教の宮殿です。
 「騎士の間(リッターザール)」では、かつてモーツァルトも演奏したそうです。

レジデンツ 騎士の間(リッターザール)
  レジデンツ広場を眺める


 レジデンツ広場を先に進めば、モーツァルト広場があり、モーツァルト像が立っています。
 後ろにアンテナが立つガイスベルクの山が見えるでしょう。

モーツァルト広場 ガイスベルク と モーツァルト像


 ここで道を引き返しまして、ドーム広場を越せばカピテル広場です。
 左下の写真をよく見れば、右手にホーエンザルツブルク城塞に登るケーブルカーが見えるでしょう。

 ケーブルカー乗り場は大変混雑していました。
 この家に、かつてヨーゼフ・ハイドンの弟の作曲家ミヒャエル・ハイドンが住んでいたそうです。
 ケーブルカーは通勤列車のような大混雑でしたが、このケーブルカーがすごいスピードで坂を上り、ビックリ仰天 (@o@)。
 
カピテル広場 ケーブルカー乗り場
城塞から見るザルツブルク市街 ヒントはヘアピン


 お城への入口には長い列が出来ていましたので、内部見学はいさぎよく諦めまして、次の目的地ノンベルク修道院へ下る道を探します。
 しかし、この道が分からない。
 さんざん苦労しましたが、ヒントは右上の写真にありまして、「ヘアピンを見逃すな」とアドバイスしておきましょう。

 「人間万事塞翁が馬」と言いますが、道を間違えたおかげで、素晴らしい展望台に行く事が出来ました。
 木之下晃さんの『永遠のサウンド・オブ・ミュージック』によりますと、緑の草原の家は「首切り役人の家」。
 後ろにウンタースベルクが聳えています。
 メンヒスベルクの丘が邪魔になって、ザルツブルク市街からはウンタースベルクが見えないんですね。

 翌日この山の頂上に立つとは、考えもしませんでした。

ノンベルク修道院への下り道 ホーエンザルツブルク城塞
 
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