ザルツブルク紀行 2007
16)自信を持って(2) フローンブルク宮殿 07年8月15日(水)
サウンド・オブ・ミュージックを究める(6)

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 次に目指すのはフローンブルク宮殿です。
 映画では外側がトラップ邸として使われています。

美しい並木道を行くと 徐々に宮殿が見えてくる
フローンブルク宮殿 でも、映画と違う!


 運転手さんに「ここは映画と違う」と映画の写真を見せたところ、「よし、反対側に行こう」と連れて行ってくれたのが、『自信を持って』でジュリー・アンドリュースが飛び跳ねながら歩いた、あの懐かしい道でした。
 「来て良かった」と、つくづく幸せを感じます (^_^) 。

 驚いたのはフローンブルク宮殿からウンタースベルク山が見えていたこと。
 この素晴らしい山容を、どうして映画に取り入れなかったのでしょう?
 
飛び跳ねながらこの道を歩き  
トラップ邸の門前に建つ そこからウンタースベルク山が見える


 フローンブルク宮殿はモーツアルティウムの寄宿舎になっており、学生が自転車で自由に出入りしています。
 僕もマリアが走った道を歩いてみました (^_^) 。

門扉を開けたマリアは 覚悟を決めて
こちらの道をずっこけながら走り ドアのベルを押す


 帰国してから『サウンド・オブ・ミュージック』のDVDを見直して、いろいろ新しい物が見えてきました。
 映画では、フローンブルク宮殿の黄色い外壁がトラップ邸として使われています。
 こちらがトラップ邸の正面で、反対側が裏側になります。
 宮殿の裏側をもう一度見てみましょう。

フローンブルグ宮殿の裏側が、 トラップ邸の裏側になっている


 フローンブルグ宮殿の裏側がトラップ邸の池に面した裏側として使われています。
 一方、トラップ邸の庭園は池とウンタースベルク山を望むレオポルツクローン城です。

 ボートから水に落ちたマリアが、子供達についてトラップ大佐と言い争う場面があります。
 あのとき大佐はレオポルツクローン城の池をバックにしています。
 そして、マリアはフローンブルク宮殿の外壁を背にしているのです。
 つまり、全く違う場所で言い合いをしているわけですね (@o@)。

 途中でマリアと大佐が入れ違いになる場面がありますが、以上の位置関係を頭に入れて見直して下さい。
 これは爆笑ものです\(^O^)/。
 
 
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