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冬のヨーロッパは夜が長く、朝7時になっても真っ暗で、心配になってしまいます。 でも、8時には明るくなってきました。 今回のホテル「Mercure Centre Notre Dame」はノートルダム寺院前を少し入ったところ、ニース駅に近く、なかなか良いホテルです。 モーニングのバイキングは少し物足りなかったでしょうか。 TVでCNNを見ることが出来まして、トップニュースはイスラエルによるガザ空爆でした。
いよいよマルタン岬に出発です。 下の地図で、一番右の赤い○が目指すマルタン岬です。 8時46分の各駅停車でニースを出発し、マルタン岬に近いCARNOLES駅(マントンの一つ手前)に9時20分ころ到着。 駅の出口にインフォーメーションへの案内板がありました。 インフォーメーションは街のメインストリートに面し、遊園地のような広場の隣にありました。
受付には若い金髪美人がひとり。 当然ながら英語はペラペラで、大変安心しました (^_^; 。 準備したエリザベートの資料を見せると大変喜ばれまして、いろいろ資料をいただきました。 さすがに現地に来ると情報量が違います。 逆に僕の日本語資料をコピーしたいとお願いされたりしました (^_^) 。 僕の教科書『麗しの后妃エリザベト』(ジャン・デ・カール)によれば、エリザベートとフランツ・ヨーゼフは1894年と1895年の二回、マルタン岬に滞在したようです。 ミュージカルの舞台となっているのは1895年2月の澄んだ夜です。 すれ違いが多かった皇帝夫妻にとって、共に暮らす珍しい機会でした。 下の地図をご覧下さい。 右上の赤い○がインフォーメーションで、岬の赤い○が Grand Hotel Du Cap Martin があった場所です。 彼らが滞在した Grand Hotel Du Cap Martin は今はありませんが、当時のカラー写真をいただきました。 マルタン岬の先端に建つ、巨大で豪華なホテルで、皇帝夫妻にふさわしいホテルと言えるでしょう。 今ではその場所に Residence Du Cap Martin が建っており、エリザベートの記念碑もあるそうです。 そして、ホテルの室内の写真です。 |