コート・ダジュール紀行 2008年12月29日(月)
3) 目指せマルタン岬・CARNOLES

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 冬のヨーロッパは夜が長く、朝7時になっても真っ暗で、心配になってしまいます。
 でも、8時には明るくなってきました。
 今回のホテル「Mercure Centre Notre Dame」はノートルダム寺院前を少し入ったところ、ニース駅に近く、なかなか良いホテルです。
 
 モーニングのバイキングは少し物足りなかったでしょうか。
 TVでCNNを見ることが出来まして、トップニュースはイスラエルによるガザ空爆でした。
 
Mercure Centre Notre Dame ノートルダム寺院
早朝のニース モーニングバイキング


 いよいよマルタン岬に出発です。
 下の地図で、一番右の赤い○が目指すマルタン岬です。



 8時46分の各駅停車でニースを出発し、マルタン岬に近いCARNOLES駅(マントンの一つ手前)に9時20分ころ到着。
 駅の出口にインフォーメーションへの案内板がありました。
 インフォーメーションは街のメインストリートに面し、遊園地のような広場の隣にありました。

ニース駅 CARNOLES駅
プラットホームから山が見える インフォーメーションへの道
遊園地のような広場の隣に インフォーメーション


 受付には若い金髪美人がひとり。
 当然ながら英語はペラペラで、大変安心しました (^_^; 。
 準備したエリザベートの資料を見せると大変喜ばれまして、いろいろ資料をいただきました。
 さすがに現地に来ると情報量が違います。
 逆に僕の日本語資料をコピーしたいとお願いされたりしました (^_^) 。

 僕の教科書『麗しの后妃エリザベト』(ジャン・デ・カール)によれば、エリザベートとフランツ・ヨーゼフは1894年と1895年の二回、マルタン岬に滞在したようです。

 ミュージカルの舞台となっているのは1895年2月の澄んだ夜です。
 すれ違いが多かった皇帝夫妻にとって、共に暮らす珍しい機会でした。

 下の地図をご覧下さい。
 右上の赤い○がインフォーメーションで、岬の赤い○が Grand Hotel Du Cap Martin があった場所です。



 彼らが滞在した Grand Hotel Du Cap Martin は今はありませんが、当時のカラー写真をいただきました。
 マルタン岬の先端に建つ、巨大で豪華なホテルで、皇帝夫妻にふさわしいホテルと言えるでしょう。
 今ではその場所に Residence Du Cap Martin が建っており、エリザベートの記念碑もあるそうです。



 そして、ホテルの室内の写真です。

 
 
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