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インフォーメーションから東へ数分歩くとマントンの街になります。 この交差点を右折すると海岸に出て、右手にマルタン岬が見えています。 やっとここまで来たんだ、と感慨にふけります。 朝日が雲に隠れて、まるでウィーンの舞台のようです。 ん、待てよ‥‥『夜のボート』だから、あれは夕陽だったはず。 実際には夕陽はどちらに落ちるのだろう?
インフォーメーションのお姉さんには「マルタン岬の先端まで徒歩10分」と言われましたが、とても無理。 写真を撮りながら30分くらいは歩いたような気がします。
マルタン岬への道から望む紺碧の地中海とマントンの街並みは、まさに絶景でした。
岬の先端を回ると、今度はモナコの街が見えてきまして、これまた絶景です。 后妃エリザベートを追いかけていると、景色の良いところに旅行出来るのが嬉しいですね (^_^) 。
岬の先端から見上げる Residence Du Cap Martin は巨大なホテルでした。 ホテルに入ってみようと狭い車道(歩道がないので命懸け)を登ってみたのですが、正面の警戒は厳重で、ゲートが閉まっていました。 かつてエリザベートがテラスから眺めたであろう景色を確認したかったのに、これは残念でした。
Residence Du Cap Martin 正門前に記念碑が建っていましたが、そこに彫られているのはエリザベートの名前だけ。 皇帝なのに無視されて、フランツ・ヨーゼフがかわいそうです (^_^; 。
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