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ここまでは順調でしたが、12時過ぎにモナコに戻ろうとしてCARNOLES駅のプラットホームで待っていても、時刻表に書かれた列車がやってきません。 ホームにいたお兄さんが言うのには(フランス語でよく分からないんですが)、3時過ぎまで列車が来ないらしい。 年末年始の特別ダイヤなのでしょうか? それともストライキ? いずれにせよ、3時間も列車が来ないとは尋常ではありません。
列車が来なければバスで帰るしかありません。 バス停はどこにあるのか、頼りになるのはインフォーメーションのお姉さんです。 しかし、インフォーメーションは2時まで昼休みでした (^_^; 。 仕方がないので通りかかったお姉さんにすがりつきましたところ、近くにあるバス停まで案内していただきました (^_^) 。 マントンからニースまでのバス「100番」は、コート・ダジュールの海岸線に沿って走る、風光明媚なバス路線として有名で、30分に1本あるそうです。
バスはモナコの有名なグラン・カジノ前に止まりました。 もう2時をすぎており、ここで昼食です。 グラン・カジノ前のカフェのスパゲッティはアルデンテではなく、よろしくありませんでした。 イタリアに近いのにね。
グラン・カジノ正面から右手に回ると、オペラハウスがありました。 モンテカルロ歌劇場は、かつて名古屋でも来日公演したことがあります。 劇場前にベルリオーズの胸像が建っていました。 モンテカルロ歌劇場は地中海に面し、びわこホールのようなロケーションです。 ロビーからの眺めはびわ湖ホールの方が上でしょうが、水際まで散歩すると、起伏に富んだコート・ダジュールの海岸線は圧倒的な魅力です。
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