ローマ紀行 2009年1月1日(木)
12)サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会 《トスカ》の旅(Ⅱ)

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 64番バス路線(ヴィットリオ・エマヌエーレ2世大通り)をなおも進むと、左手に大きい教会が見えてきます。
 この教会がプッチーニのオペラ 《トスカ》 第一幕の舞台となったサンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会です。

 入口の上に『BASILICA S.ANDREA DELLA VALLE』と書かれています。
 この教会は1650年に建てられたそうです。

 この教会を訪れるのが今回の旅行の最大の目的(の一つ)でしたから、中に入るときはドキドキしました (^_^) 。

64番バス路線をなおも進むと 左手に大きい教会が見えてくる
聖アンドレア・デッラ・ヴァッレ教会 ここが入口
 
 
 ガイドブックに出てこない教会なので、内部には期待していませんでしたが、この教会は本当に美しい教会でした。
 祭壇の絵はカヴァラドッシが書いていた聖マッダレーナではなく、十字架にかかる聖ペテロ(?)の絵でした。
 この祭壇の前で、トスカとカヴァラドッシは愛の二重唱を歌ったのですね。
 
サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会の内部 聖ペテロ(?)の祭壇画


 祭壇の左右にある小さい礼拝所のどれかが、アンジェロッティが隠れるアッタヴァンティ家の霊廟でしょうか?
 教会内にはキリスト生誕の場面を人形で再現した飾り付け「プレゼピオ(Presepio・馬小屋)」がありました。

アッタヴァンティ家の霊廟 (^_^; ? プレゼピオ(Presepio・馬小屋)


 また、サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会はローマでもサン・ピエトロ寺院に次ぐ高さのクーポラ(天蓋)を持つ教会でした。
 先ほどのジェズ教会と同じように、クーポラの下には大きな鏡が置かれていました。

ローマでも二番目に高いクーポラ クーポラを見るための鏡


 振り返ると入口の上に美しいパイプオルガンがありました。
 第一幕のフィナーレで歌われる『テ・デウム』で荘厳に鳴り響いているパイプオルガンがこれなんですね (^_^ゞ。
 
振り返ると入口の上に 美しいパイプオルガン
 
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