| サンタンジェロ城とサン・ピエトロ大聖堂は明日に回し、再び６４番バスに乗り、テルミナ駅に引き返します。 テルミナ駅から地下鉄（ＭＥＴＲＯＰＯＬＩＴＡＮＡ）Ａ線（Ｌｉｎｅａ Ａ）に乗り、３駅目の「Ｓｐａｇｎａ駅」で降り、階段を上ればそこは『ローマの休日』のハイライト「スペイン広場」です。 天気は悪いのに、スペイン広場は人でいっぱいでした。 広場の中央にある噴水は「バルカッチャの噴水（船の噴水）」です。 そして、スペイン広場から丘の上の「トリニタ・ディ・モンテ教会」まで「スペイン階段」が続いています。 髪をショートカットにしたアン王女が、ジェラートを食べながら座っていた階段です。
しかし、『ローマの休日』でオードリー・ヘップバーン（１９２９年５月４日～１９９３年１月２０日）は何と若く美しく輝いていたことでしょう。 しかし、その彼女ももはやこの世の人ではありません。 なんと人生は早く通り過ぎてしまうのでしょう。 僕は２００７年４月のスイス旅行でトロシュナにある彼女のお墓を訪ねようと思ったのですが、フランス語が全く分からず挫折したのでした。
トリニタ・ディ・モンテ広場はローマの展望台になっておりまして、右上に見えるクーポラを持つ教会は《トスカ》の舞台となった「サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会」です。 そのすぐ後ろに見えているのが「サン・ピエトロ大聖堂」です。 ここから右方向に歩いていくと、また見晴らしの良いところがあり、「ヴィットリオ・エマヌエーレ２世記念堂」と「サン・ピエトロ大聖堂」を見渡すことが出来ました。
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