前へ ホームページへ ローマ・フィレンツェ紀行目次へ 次へ |
本日も64番バスに乗り、終点のバチカンまで。 本日のローマは昨日とはうってかわり快晴です。 列は回廊の4分の1くらい。 待ち時間15分くらいでサンピエトロ大聖堂に入ることが出来ました。
サンピエトロ大聖堂は巨大な建物で、その空間に圧倒されてしまいます。 入ってすぐ右手にあるのがミケランジェロ25歳(?)の傑作『ピエタ』です。 1972年に狂信者によって破壊され、現在では防弾ガラスのパネルによって保護されています。
大聖堂の中央にはマデルノ作の主祭壇があり、真上にある美しいクーポラ(天蓋)はミケランジェロの設計によるものです。 カトリックの大本山にふさわしい大クーポラです。 主祭壇の下には聖ペテロ(サン・ピエトロ)の墓があります。 案内板には「TOMBA DELL'APOSTOLO PIETRO」と書かれていました。 「APOSTOLO」は辞書を引くと「使徒」だそうです。
最奥部にベルニーニ作『聖ピエトロの椅子』。 周囲に法王の墓がありました。 バチカンのクリスマスの飾り付け「プレゼピオ(Presepio・馬小屋)」は、さすがに大きく立派なものでした。
外に出ると回廊の半分以上の長い列が出来ていました。 サン・ピエトロ広場にも大きな「プレゼピオ」がありました。
|