ローマ紀行 2009年1月2日(金)
19)サンタンジェロ城(聖天使城)の2 《トスカ》の旅(Ⅴ)

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 屋上に上がってビックリしたのは、トスカが隠れる場所がないこと (@o@)。
 下の写真でご確認下さい。

階段出口から屋上を見る 反対に奥から階段出口を見る
 
 
 サンタンジェロ城(聖天使城)の名前は、590年にローマでペストが流行した際、時の教皇グレゴリウス1世が城の上に剣を鞘に収める大天使ミカエルの姿を見てペストの終焉を予感した、という故事に由来するそうです。

大天使ミカエル アップ


 サンタンジェロ城の屋上はローマの展望台で、左から時計回りに写真を撮ってみました。
 
左から時計回りに サンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会
サンタンジェロ橋 サンピエトロ大聖堂


 空砲による見せ掛けの処刑が終わり、トスカはカヴァラドッシに駆け寄ります。
 しかし、処刑はスカルピアの密命により実弾で行われ、カヴァラドッシはすでに死んでいました。
 あまりのことに気も狂わんばかりのトスカ。

 そこへスカルピア殺害の犯人であるトスカを追って密偵スポレッタや警官達が迫ってきます。
 そしてトスカは「スカルピア、神様の御前で!」との言葉を残し、屋上から身を投げるのです。

 昔の解説書には「トスカは屋上からテヴェレ川へと身を投げた」と書かれていたものですが、現場に来てみればとても無理。
 僕が見るところ、トスカが飛び降りたのはカッサ(受付)の前でしょう。
 
テヴェレ川までは、とても飛べない 飛び降りたのはカッサの前でしょう
 
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