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続きまして、サン・マルコ美術館。 中央の扉を入ると2つのカッサがありまして、聞いてみると手前は他の美術館の予約専用のカッサだそうです。 アカデミア美術館の予約も出来るそうで、喜んで予約しました (^_^) 。 ついでにウフィツィ美術館の予約も聞いてみると「一日に2つの美術館は時間が足りないから無理」との返事。 「僕は明日日本に帰る。今日がイタリア最後の日」とねばると、ウフィツィ美術館の予約も出来てしまいました \ (^o^) /。 美術館の予約なしでフィレンツェに行かれる方は、まずこのカッサを訪ねられると良いでしょう。
中庭から始まって、サン・マルコ修道院には見るべきものが多かった。 有名なフラ・アンジェリコの『受胎告知』は2階に上る階段の正面にありまして、予想外に大きな絵で驚きました。 購入したガイドブックにはベアート・アンジェリコという名前がたくさん出てきまして、ベアートとフラの両人が同一人物なのか、しばし悩みました。 ちょっと調べますと、フラ・アンジェリコ(ベアト・アンジェリコ)1387~1455。 本名はグイード・ディ・ピエトロ。 「フラ・アンジェリコ」は「天使のような画僧」の意味だそうです。 廊下の両側に並ぶ僧坊(8畳くらい?)にはフラ・アンジェリコ一派により壁に絵が描かれていました。 他にも怪僧サヴォナローラの僧坊や、コジモ・ディ・メディチの瞑想室などが残されており、彼らと同じ空間を共有できたことに感動してしまいます。 この感動が味わいたくて史跡巡りの旅をしているわけですから (^_^) 。 |