フィレンツェ紀行 2009年1月3日(土)
28)サン・マルコ美術館/サン・マルコ修道院

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 続きまして、サン・マルコ美術館。
 中央の扉を入ると2つのカッサがありまして、聞いてみると手前は他の美術館の予約専用のカッサだそうです。
 アカデミア美術館の予約も出来るそうで、喜んで予約しました (^_^) 。

 ついでにウフィツィ美術館の予約も聞いてみると「一日に2つの美術館は時間が足りないから無理」との返事。
 「僕は明日日本に帰る。今日がイタリア最後の日」とねばると、ウフィツィ美術館の予約も出来てしまいました \ (^o^) /。
 美術館の予約なしでフィレンツェに行かれる方は、まずこのカッサを訪ねられると良いでしょう。
 
サン・マルコ美術館 フラ・アンジェリコ 受胎告知
 
 
  中庭から始まって、サン・マルコ修道院には見るべきものが多かった。
 有名なフラ・アンジェリコの『受胎告知』は2階に上る階段の正面にありまして、予想外に大きな絵で驚きました。
 購入したガイドブックにはベアート・アンジェリコという名前がたくさん出てきまして、ベアートとフラの両人が同一人物なのか、しばし悩みました。
 
 ちょっと調べますと、フラ・アンジェリコ(ベアト・アンジェリコ)1387~1455。
 本名はグイード・ディ・ピエトロ。
 「フラ・アンジェリコ」は「天使のような画僧」の意味だそうです。

 廊下の両側に並ぶ僧坊(8畳くらい?)にはフラ・アンジェリコ一派により壁に絵が描かれていました。

 他にも怪僧サヴォナローラの僧坊や、コジモ・ディ・メディチの瞑想室などが残されており、彼らと同じ空間を共有できたことに感動してしまいます。
 この感動が味わいたくて史跡巡りの旅をしているわけですから (^_^) 。
 
 
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