『パリ お墓とオペラの旅』 2011年5月2日(月) 26)パリオペラ座(バスティーユ) |
ペール・ラシェーズ墓地から、ナポレオンの墓のあるアンヴァリッドに向かいました。 長い道を歩いて、到着したチケット売り場には「第一月曜日は休館」と書かれていて、脱力しました。 よくよく「地球の歩き方」を読むと、そのように書かれていて、「地球の歩き方」に感心しました。 雨も降ってきたし、ここでめげまして市内観光は中止。 ホテルで休憩して体力を回復してから、今回の旅行の最大の目的の一つ、パリオペラ座での観劇に向かいました。 メトロのバスティーユ駅は工事中で、停車せずに行き過ぎてしまったのには焦りました。 次の駅から歩いて戻りましたが、それほどの距離ではなかったのは助かりました (^_^; 。 バスティーユといえば、もちろんフランス革命勃発の地です。 1789年7月14日、パリ民衆は武器を求めてバスティーユ監獄を襲撃しました。 バスティーユ広場の中心には7月革命記念碑が建ち、てっぺんに自由の守護神像が輝いています。 オペラ・バスティーユはバスティーユ広場に面した、丸くて大くて、ガラスが目立つ近代的な建物でした。 オペラ・バスティーユはフランス革命200年を記念し、時のミッテラン大統領により建築が決定されました。 カナダの建築家カルロス・オットーのプランにより建築が進められ、1989年7月13日に完成。 こけら落としとして1990年3月17日に、ベルリオーズのオペラ《トロイ人》が上演されました。 座席数は2703席だそうです。
まずロビーを散策して、夕食のサンドイッチ。 歴史あるパリのオペラ座という雰囲気はなく、何もかもが普通で面白くありません。
いよいよ劇場に入りますが、ガルニエはもとより、シャトレ座、シャンゼリゼ劇場と較べても、ヨーロッパらしい華やかな趣がありません。 日本のどの街にもありそうなホールで、なんだか東京に来たみたいな気がしました。
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