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休憩時間になり、さっそくビュッフェに向かいます。 ビュッフェは飲み物を飲みながら語らい合う人々で混雑していました。 その間をすり抜けて中庭に出ると、奥に長年探してきた『魔笛の家』がありました。 この家を見るためにどれほど苦労したことか。 「落ち穂拾いの旅」をした甲斐もあるというものです。
モーツァルト最後のオペラである《魔笛》は、モーツァルト最後の年である1791年にウィーンのヴィーデン劇場で初演されました。 作曲を依頼した興行師エマヌエル・シカネーダーは作曲のためにモーツァルトに「あずまや」を提供しました。 この「あずまや」は1873年にザルツブルクに運ばれ、今ではこのモーツァルテウムの中庭に保存されているわけです。 内部には何やら資料が展示されているようですが、内部を見学するためには昼間のコンサートに来なくてはなりません。
コンサートの後半はシューベルトの交響曲第3番でした。 このホールはとても響くホールで、ちょっとうるさいような気もしました。 |