前へ ホームページへ 紀行目次へ 次へ |
帰りも苦労をしながら何とかインスブルックに戻りまして、夜は『TIROLER ABEND』に行ってきました。 せっかくインスブルックまで来たのですから、本場のチロル民謡は聴いておかなくては。 会場は常設のホールで、タクシーで行きました。 日本人のグループも前の方に座っていました。 チロル名物を食べてみようと食事付きのコースを頼みましたが、料理は酷かったですね。
出演するのはグンドルフ・ファミリー。 このチロルの夕べは1967年から続いているそうで、もうじき50年ですか (@o@)。 チロル音楽の頂点を極めたグループと言って間違いないでしょう。 演目はチロルの歌(ヨーデル)と踊り。 特徴ある楽器としてはツィター、ハックブレット(ツィンバロン?)、カウベル、アルペンホルンなどなど。
僕が驚いたのは下の踊りで、『サウンド・オブ・ミュージュック』でトラップ大佐とマリアが踊った「レントラー」だったんですね。 あの踊りはチロル発祥だったようです。 女性がくるくる回って、下着が見えるまで (^_^) くるくる回る踊りのようです。 目が回りそう。
傑作だったのは最後のカーテンコール。 今晩来ているお客さんの国の歌をどんどん歌っていく。 会場のリアクションにお国柄が出ていて、ラテンの国では1人でも2人でも歓声を上げて踊りまくります。 日本は「幸せなら手を叩こう」で、2番まで歌われましたが、日本人グループのリアクションは大きな拍手をするだけ。 立ち上がって肩を叩けば良いのに、と思いながら、僕も座っていました (^_^ゞ。
|