チロル&ザルツブルク 落ち穂拾いの旅
8)チロル音楽の夕べ  2012年4月30日(月)

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 帰りも苦労をしながら何とかインスブルックに戻りまして、夜は『TIROLER ABEND』に行ってきました。
 せっかくインスブルックまで来たのですから、本場のチロル民謡は聴いておかなくては。
 会場は常設のホールで、タクシーで行きました。
 日本人のグループも前の方に座っていました。

 チロル名物を食べてみようと食事付きのコースを頼みましたが、料理は酷かったですね。

会場 バラックというわけでは無いが 前の方に日本人グループ
スープ シュニッツェルとポテトフライ


 出演するのはグンドルフ・ファミリー。
 このチロルの夕べは1967年から続いているそうで、もうじき50年ですか (@o@)。
 チロル音楽の頂点を極めたグループと言って間違いないでしょう。

 演目はチロルの歌(ヨーデル)と踊り。
 特徴ある楽器としてはツィター、ハックブレット(ツィンバロン?)、カウベル、アルペンホルンなどなど。
 
グンドルフ・ファミリー チロルの踊り
カウベルとアルペンホルン トランペット


 僕が驚いたのは下の踊りで、『サウンド・オブ・ミュージュック』でトラップ大佐とマリアが踊った「レントラー」だったんですね。
 あの踊りはチロル発祥だったようです。
 女性がくるくる回って、下着が見えるまで (^_^)  くるくる回る踊りのようです。
 目が回りそう。
 
トラップ大佐とマリアが踊った 下着が見えるまで (^_^)  くるくる回る


 傑作だったのは最後のカーテンコール。
 今晩来ているお客さんの国の歌をどんどん歌っていく。
 会場のリアクションにお国柄が出ていて、ラテンの国では1人でも2人でも歓声を上げて踊りまくります。
 日本は「幸せなら手を叩こう」で、2番まで歌われましたが、日本人グループのリアクションは大きな拍手をするだけ。
 立ち上がって肩を叩けば良いのに、と思いながら、僕も座っていました (^_^ゞ。

アメリカ カナダ
 
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