チロル&ザルツブルク 落ち穂拾いの旅
20)ヴァイセス・クロイツ モーツァルト父子の宿  2012年5月1日(火)

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 今回の旅行ではホテルにもこだわってみまして、本日の宿泊はレオポルドとヴォルフガングのモーツァルト父子がイタリア旅行の際に宿泊した「ヴァイセス・クロイツ(白十字)」。
 このホテルはインスブルック観光の中心地であるヘルツォーク・フリードリッヒ通りに建っていました。

 ホテルの前からは黄金の小屋根とノルトケッテが見えます。
 このように243年前にモーツァルト父子が見た景色を、自分で確認することが出来るのが「音楽史跡巡りの旅」の醍醐味です (^_^) 。

 通りに面した正面には「1769年12月14日から19日まで、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが彼の父親とこの家に滞在した。彼は日記にINSPRUCKではweissen Kreutzに宿泊したと書いている」というプレートが嵌められています。
 モーツアルトは冗談好きだから「インスPルック」と言ってみたわけですね。

ヴァイセス・クロイツ 黄金の小屋根とノルトケッテ
ヴァイセス・クロイツの入口 左の壁にプレート


 ホテルのフロントは3階にあり、朝食は2階の食堂でした。
 バイキングの内容は普通でした。

3階のフロント  


 これで2日間のチロル観光はおしまいです。
 インスブルックは気持ちの良い街で、チロルの谷やドロミテ渓谷と合わせて、また訪れてみたいものです。

 「インスブルックよさらば」ということで、ザルツブルクに移動します。
 この日もノルトケッテは綺麗に見えていました。
 汽車の窓からは黄色いタンポポ(?)が美しい草原が見えました。

インスブルック中央駅 黄色いタンポポ(?)が美しい草原
 
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