ウィーンミュージカル 《エリザベート》
アン・デア・ウィーン劇場 /キャスト
 
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 アン・デア・ウィーン劇場は1801年にシカネーダーによって建てられた《魔笛》ゆかりの劇場です。
 この劇場では、ヨハン・シュトラウスの《こうもり》、レハールの《メリー・ウィドウ》、カールマンの《マリツァ伯爵夫人》など、多くの作品が初演されました。
 
 劇場の売店ではライブ録音の2枚組CDが売られておりまして、喜んで購入しました。
 このレポートには スタジオ録音のCD と ライブ録音のCD が出てきますので、御注意下さい。
 


             【キャスト】
         ELISABETH:MAYA HAKVOORT
      LUIGI LUCHENI:MATTHIAS KOSTYA
          DER TOD:PAUL KRIBBE
KAISER FRANZ JOSEPH:SASCHA WIENHAUSEN
 ERZHERZOGIN SOPHIE:ISABEL WEICKEN
  ERZHERZOG RUDOLF:THOMAS HARKE
     RUDOLF als KIND:CHRISTIAN KOTSIS
       HERZOG MAX :WOLFGANG PAMPEL
  HERZOGIN LUDOVIKA:SUSANNE ALTSCHUL
          HELENE :BIRGIT MOSER

 このメンバーで、エリザベート、ゾフィー、マックスの3人が、ライブ録音CDのキャスト。
 エリザベートの MAYA HAKVOORT には主役としての存在感があり、演技と歌に何の不満も感じなかった。

 ただ、スタジオ録音CDの卜書きには『光に輝き、自負心にあふれて毅然と立つ、世界一の美女!』と書かれているんだが、ルックス的に、世界一の美女というには少し弱いんじゃなかろうか(^_^;。

 誤解の無いように言っておきますが、それなりに綺麗な人ですよ。
 ただ、世界一と言うほどでも‥‥ (^_^;

 ルケーニ役の MATTHIAS KOSTYA は、金髪を後ろで束ねた長身ハンサムで、写真で見る実物のルケーニとはイメージが違う。
 むしろトートがお似合いという感じで、実際トートのセカンドキャストになっている。
 日本人女性からのファンレターが多いとか (^_^) 。

 トート役の PAUL KRIBBE は、少し身長が低い。
 ルケーニの方がすらりとしている。
 しかし、このトートという役自体がすごく格好いいので、許容範囲。

 フランツ・ヨーゼフ役の SASCHA WIENHAUSEN は、髪が薄いところがフランツ・ヨーゼフらしくて良かったか (^_^;。

 ここまでのキャストに不満はないが、歌唱力というか存在感で残念だったのは、ゾフィー役の ISABEL WEICKEN 。
 他のメンバーから、浮き出してこない。

 プログラムを見ると、エリザベート、ルケーニ、トート、ルドルフ(子供)はトリプルキャスト。
 フランツ・ヨーゼフ、ゾフィー、ルドルフ(青年)、マックス、ルドヴィカはダブルキャスト。

 実際の舞台を観て意外だったのは、スタジオ録音CDのリブレットに書かれている卜書きが必ずしも守られていないこと。
 そのため、僕の頭の中にできあがっているイメージと違うところが、何カ所かありました。
 
  
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