県庁めぐり・和歌山 & 華岡青州の旅 (3/20〜21)
8) 旧名手本陣妹背家住宅 ・ 妹山&背山  04年3月21日(日)

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◇ 旧名手本陣妹背家住宅

 華岡青州の妻・加恵の実家である妹背家は、中世以来の大庄屋で大和街道沿いにあることから、紀州公の参勤交代の宿泊所として使われました。

旧名手本陣妹背家住宅・正門 大きい家でした


◇ 妹山&背山

 名手本陣からタクシーで紀ノ川を上流へ遡り、妹山&背山を目指します。
 歌舞伎の『妹背山女庭訓』三段目は『吉野川』。
 吉野川を挟んだ右手は紀伊国背山の大判事清澄の領地。
 左手は大和国妹山の太宰の未亡人定高の領地。
 大判事の息子久我之助と、定高の娘雛鳥は恋人同士だが、両家は敵対していて‥‥。

 この歌舞伎の舞台には行ってみたいと思っていました。
 現地に着いたところ、運転手が「川の中にあるのが背山で妹山は知らない」と言うんですね。
 マップには川の中にあるのは船岡山で、右手に妹山、左手に背山が書かれているんですが、運転手さんに見せても「ここで育ってきたけれど、妹山なんて聞いたこともない」って言うんです。

 時間もなくなってきたので、残念でしたが諦めました。
 しかも、現地では歌舞伎と反対に、下流から見て妹山が右手、背山が左手にあるんです。
 どうなっているのでしょう?

紀ノ川 紀ノ川の河川敷。背景が背山?

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