多摩紀行(6) 府中市 多磨霊園 (三島由紀夫の墓) 2004年4月11日 |
近藤勇生家跡から「多摩駅」行きのバスに乗りました。 「多摩駅」という駅が地図で見つからず、どこに行くのか不安でしたが、到着したところは西武多摩川線。 「多磨墓地前駅」が「多摩駅」に改名したようで、古い文字の上に新しい駅名がペタペタと貼られていました。 多摩駅は多磨霊園のそば。 僕はお墓好きですから、この機会に多磨霊園を廻ってみることにしました。 しかし、これは無謀な企てでした。 多磨霊園はウィーンの中央墓地を思わせる広大な霊園で、事務所で地図はもらったのですが、番地表示が分かりにくく、霊園の中を彷徨うことになります。 何とか見つけだしたのが、山本五十六、東郷平八郎。 尾崎秀實って、ゾルゲ事件の尾崎秀實でしょうか。
僕としては何とかして三島由紀夫の墓だけは見つけたかった。 日本人でノーベル文学賞に値するのは、夏目漱石と谷崎潤一郎と三島由紀夫だと思っていますから。 尾崎秀實の裏のあたりで何とか「平岡家之墓」を見つけだしたところでお墓めぐりをストップ。 疲労困憊しましたが、まだまだ旅は続きます。
京王線で高畑不動へ移動する途中で、多摩川を渡りました。 「近藤勇や土方歳三も、かつてこの川を見たのか」という感慨に浸るのが好きなんですよ (^_^ゞ。 |