軽井沢 & 佐久 (4) 小諸なる古城のほとり
2004年9月12日
(日)

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 僕は昨年、佐久総合病院を訪れたのですが、その日の山は曇っていました。
 本日は、もし山を見ることが出来るのなら、前回のリベンジを果たしたいところです。
 病院のある臼田を通るのは小海線。
 小海線の始発駅である小諸に移動し、山が晴れるまで市内観光をすることにしました。

しなの鉄道・小諸駅 浅間山には雲がかかっている


 小諸といえば、有名なのは島崎藤村の「千曲川旅情の歌」。
 「小諸なる古城」は、今では「懐古園」になっています。

 島崎藤村は明治32年(1899年)から7年間、小諸義塾の英語、国語の教師として過ごしました。
 彼は小諸で、函館の網問屋秦慶治の三女冬子と結婚し、この町で新婚生活を送りました。

懐古園 藤村記念館
島崎藤村の歌碑 古城から千曲川が見えるのはここだけ


 小諸宿は北国街道の宿場町として栄えました。
 善光寺を参拝する旅人も多かったようです。

 小諸宿本陣主屋が移築復元され、小諸宿についての資料が展示されていました。
 近くには小諸城大手門が残され、大手門公園となっていました。

小諸宿本陣主屋 小諸城大手門


 ふと気が付くと、浅間山から噴煙が見えています。
 3時前に急に雲が消えたようです。
 半分諦めていたので、これは嬉しかったですね (^_^) 。
 当初の計画通り、小海線で佐久総合病院に向かうことにしました。

浅間山の噴煙 JR小海線
 
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