(2) 国立大阪病院 & 大村益次郎 2006年4月23日(日) |
◇ 国立大阪病院 ミュージカル《ビューティフル・ゲーム》の会場であるNHK大阪ホールは、『額田女王の旅』で3月19日に来た大阪歴史博物館の隣です。 まず、地下鉄「谷町四丁目」駅を出たところにある国立大阪病院に登ってみました。 最上階にはレストランがあり、遠くを見晴らせます。
◇ 大村益次郎殉難報国之碑 明治2年(1869)9月、京都で不平士族に襲われた大村益次郎は、国立大阪病院の前身である浪華仮病院でボードウィンの執刀による右脚切断手術をうけましたが敗血症併発し、11月5日に世を去りました。 病院の東南角には巨大な『大村益次郎殉難報国之碑』が建てられていました。 大村益次郎の闘病に当たり、シーボルトの娘お稲が献身的に尽くし、その最期を看取ったことが知られています。 司馬遼太郎の『花神』では大村は宇和島でお稲と同居していたとされているそうです(読んでない)。 その大村益次郎を主人公とする『花神』を書いた司馬遼太郎は、平成8年2月12日に、この国立大阪病院で死亡しました。 この二人の花神に因み、国立大阪病院は『花神賞』を設けているそうです。
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