愛媛の旅 6)宇和島/闘牛・藤堂高虎 09年5月6日(水・休) |
宇和島は闘牛が有名なんだそうで、会場に行ってみました。 宇和島の闘牛は、江戸時代には行われていたようですが、獅子文六の小説『てんやわんや』や井上靖の『闘牛』(昭和25年芥川賞受賞)によって全国的に知られるようになりました。 角を突き合わせて、逃げ出した牛が負けになるそうです。 今の日本では牛は必要が無く、闘牛の継続は大変だとは思いますが、歴史的文化の保存伝承のため、頑張っていただきたいと思います。
僕は藤堂高虎の足跡を追っていて、宇和島にはどうしても来る必要がありました。 文禄4年(1595年)豊臣秀吉により、藤堂高虎は伊予板島(現在の宇和島)7万石を与えられました。 高虎は板島城の大改修に着手し、慶長6年(1601年)に完成。 宇和島城と名付けました。 高虎は関ヶ原の戦いの功により慶長5年(1600年)に伊予今治20万石に加増移封され、宇和島を去りました。 その後、慶長19年(1614年)に仙台藩伊達政宗の庶長子、秀宗が10万石で入封しました。 2代宗利の時、天守以下城郭の大修理を行い、寛文11年(1671年)に完成。 現在残る天守閣はこの時代のものです。 現在、江戸時代の天守閣が残っているお城は、弘前城 松本城 犬山城 丸岡城 彦根城 姫路城 松江城 備中松山城 丸亀城 高知城 伊予松山城 宇和島城 の12城で、「現存十二天守」と呼ばれているそうです。
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