武田通り & 武田神社 09年7月19日(日) |
甲府駅前には有名な武田信玄の像が建っています。 駅の裏から武田神社まで、武田通りが一直線に伸びています。 かつては武田通りの両側に、武田二十四将らの屋敷が並んでいたそうで、屋敷跡が山梨大学のキャンパスになっていたりします。 各屋敷の前には説明板があって、例えば教育人間科学部の前には秋山伯耆守信友の案内板が立っていました。 元亀4年(1573年)、信友は岩村城を攻め、前城主・遠山景任の未亡人である織田信長の叔母を妻とすることで、岩村城主となりました。 何という奇想天外な作戦でありましょう。 天正3年(1575年)11月、織田信長の長男信忠は大軍を率いて岩村城を包囲しました。 武田の援軍もなく、信友は和議に応じ降伏しましたが、信長に裏切られ、妻と共に長良川で逆さ磔の極刑に処されたそうです。享年49。
武田神社は信虎・信玄・勝頼の三代が60年余りにわたって居住した躑躅ヶ崎館跡に、大正8年に建てられました。 祭神は武田信玄。
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