韮崎駅 &日野春駅(中央東線) 09年7月20日(月・祝) |
朝から富士山が見えていましたので、甲府城天守閣に登ってみました。 甲府からは御坂山脈が手前にあって、富士山は山頂しか見えないようです。 天下茶屋に滞在する太宰治を訪ねた太宰治の妻となる津島美知子の『回想の太宰治』には次のように書かれています。 盆地からバスで登ってきてトンネルを抜けると、いきなり富士山の全容と、その裾に広がる河口湖とが視野にとびこんで、「天下の絶景」に感嘆することになる。 北条夫人も相模国小田原から、御坂峠を越えて武田勝頼の元に嫁いできたのでした。
さて本日は、中央東線と小淵沢を訪れる撮影紀行です。 甲府から小淵沢行きの鈍行に乗り、韮崎駅で一時下車します。 韮崎駅からは色々な山を眺めることが出来ました。 後方(甲府方面)には富士山がうっすらと見えていて、嬉しくなってしまいます (^_^) 。 目の前には特徴的な山があります。 通りかかったおじさんに聞いてみますと、この山は茅ヶ岳(1703M)で、「にせ八ツ」として知られているそうです。 確かに八ヶ岳そっくりで間違えやすい山容です。 二つの山を一緒に撮った写真を載せておきましょう。 茅ヶ岳は『日本百名山』作家の深田久弥氏が1971年3月登山中に脳溢血に倒れ、終焉の地となった山としても有名です。
続きまして、日野春駅で特急「あずさ」の追い越しです。 目の前には雲一つ無い南アルプスが連なり、またまた嬉しくなってしまいます (^_^) 。
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