川端康成『雪国』紀行(越後湯沢) 2014年9月15日(月・祝)

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 東京二期会 《イドメネオ》のついでに、文学紀行をしてみました。
 なかなか東京より北に行く機会はありませんから。

 まずは、川端康成『雪国』の舞台となった越後湯沢です。
 「国境の長いトンネル」を抜けずに、新幹線で越後湯沢に到着。

 川端康成が滞在して『雪国』を執筆した旅館「高半」は街外れにありました。
 康成は昭和9年から12年にかけて、「かすみの間」で『雪国』の執筆にあたり、その部屋は当時のまま展示室の一角に移されていました。
 見学料 500円。

 展示室には当時の「高半」や駒子のモデルとなった「松栄」など、多くの写真、資料が展示されていました。
 
JR越後湯沢駅 川端康成が『雪国』を執筆した「高半」
当時の「高半」 駒子のモデルとなった松栄
この玄関を入って、 かすみの間
かすみの間からの眺め 「高半」の前から


 雪国館(歴史民俗資料館)には駒子の部屋が再現され、多くの資料が展示されていました。

 僕は『雪国』を読んだことがなかったので、高崎駅の本屋さんで買って、新幹線で読みました。
 純文学は難しいですね (^_^ゞ。
 
雪国館(歴史民俗資料館) 駒子の部屋の再現


 昼食は駅前で「へぎそば」。
 「へぎそば」はメニューの写真に見るように、独特の盛りつけなんですが、2人前からなんだそうです。
 布海苔つなぎの蕎麦で、「へぎ」とはそばを盛る容器のこと。
 そば自体は「ざるそば」と一緒だそうです。

駅前のそば屋さん 結局「ざるそば」

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