関西二期会《ばらの騎士》
2003年10月5日(日) 尼崎アルカイックホール

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 ギュンター・クレーマーの演出は一度見たことがあります。
 それはボン歌劇場で見た《パルジファル》で、これは我が生涯最悪の観劇体験の一つでした。
 
 で、「もう二度と見ないぞ!」と心に誓って、《ばらの騎士》も東京公演は行かなかったんですが、大阪だと敷居が低くなって、つい行ってしまうのね (^_^ゞ。

        関西二期会創立40周年記念第59回オペラ公演
    R・シュトラウス 《ばらの騎士》 ケルン市立歌劇場との共同制作
     2003年10月5日(日) 14:00開演 尼崎アルカイックホール

        指揮:大勝秀也  演出:ギュンター・クレーマー
     管弦楽:大阪センチュリー交響楽団 合唱:関西二期会合唱団

                 元帥夫人:尾崎 比佐子
               オックス男爵:妻屋 秀和
              オクタヴィアン:福原 寿美枝
                  ゾフィー:日紫喜 恵美
               ファーニナル:山中 雅博

左が尼崎アルカイックホール 夜になると


 指揮の大勝さんは名古屋二期会《カルメン》でも聴きましたが、ドイツで活躍中の方だそうです。
 今まで存じ上げませんでしたが、世界で活躍しておられる日本人指揮者は多いんですね。
 しかし、僕には名フィル《ばらの騎士》の沼尻さんの方が、エキサイティングでした。
 東京公演を見られた方も、「東京の指揮者より沼尻さんの方が良かった」と言っておられました。

 歌手は皆様ご立派でした。
 関西二期会、堺シティオペラやカッレジ・オペラハウスなど、大阪オペラのレベルは高いです。

 ギュンター・クレーマーの演出は予想通りの代物でした。
 第三幕の前に「もう一幕の辛抱か」なんて‥‥、我慢してオペラを見て、どうなるんでしょうかね (^_^;。
 
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