《モーツアルト!》 中日劇場 2005年10月5日(水)5:00PM |
ウィーンミュージカル《モーツアルト!》は、ウィーンの舞台 も 日本(大阪)の舞台 も見ましたが、出来の悪い作品だと認識しています。 しかし、せっかくの名古屋公演なので中川晃教さんと山口祐一郎さん(この日が49歳の誕生日だとか)を見に、初日の中日劇場に行ってきました。 このところ、中日新聞では《モーツアルト!》の広告がよく見られ、チケットが売れていないのだろうと推測しています。 初日の客席は、僕の2階は6割くらいの入りでしょうか。 1階はよく入っているようでしたが、新聞によれば、200人の招待客がいたそうです。 《モーツアルト!》 中日劇場 2005年10月5日(水)5:00PM モーツアルト:中川晃教(あきのり) レオポルド:市村正親 コロレド大司教:山口祐一郎 男爵夫人:一路真輝 ナンネル:高橋由美子 コンスタンツェ:大塚ちひろ 何はともあれ、クンツェ&小池修一郎の台本が決定的にダメ。 休憩30分を含め3時間近い上演時間ですが、不要なエピソードの羅列で、モーツアルトのお話になっていません。 ヴァルトシュテッテン男爵夫人など出てくる必要のない人物。 それなのに彼女のナンバーが一番印象に残る曲だったりして、その上、地元出身の大スター一路真輝さんが歌ったりするので、なんだか訳の分からない状態になっています (^_^;。 それはさておき、初めて見る中川さんは、モーツアルトの哀しさが出て、とても良かったですね。 山口さんのコロレド猊下も豊かな声(バズーカ砲と言うらしい)を満開にして、笑えるほど適役。 予想以上に良かったのが大塚さんのコンスタンツェ。 僕は『いま、会いにゆきます』のファンですから、嬉しかったですね (^_^ゞ。 終演後、1階エレベータ前の出待ちに挑戦してみました。 出待ちしている人にはコアなファンが多く、いろいろ情報を教えていただきました (^_^ゞ。 山口さん、中川さん、一路さんは劇場スタッフらしい人に守られて、足早に通り過ぎました。 そのほかのキャストは他の出口から帰ってしまったようです。 しかし、アンサンブルの一部の方は、写真を撮ったりサインをしたり、ファンサービスに努めておられました。 中でもアマデ役の川綱治加来(かわつなちから)くんは、「チカラ〜!」と押し寄せるお姉さん達に誠実に対応し、健気でした (^_^) 。
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