スタヴォフスケー劇場 《フィガロの結婚》
   2006年1月9日(月・祝)5:00PM 愛知芸術劇場大ホール

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 スタヴォフスケー劇場には04年5月に行ったことがあります。
 その日は『Jako naporosuty silenci』という現代演劇の公演で、休憩時間に劇場の中だけ見学させていただきました。
 映画『アマデウス』の劇場シーンに使われたというスタヴォフスケー劇場は、青と金色の内装がことのほか美しい劇場でした。

 そのスタヴォフスケー劇場が名古屋まで来てくれるのですから、舞台を見て、プラハで見た劇場と頭の中でシミュレーションさせようという作戦です (^_^) 。
 モーツアルトは1787年にこの劇場で《フィガロの結婚》を指揮したそうです。



    プラハ国立劇場 スタヴォフスケー劇場
    モーツアルト作曲 《フィガロの結婚》
   2006年1月9日(月・祝)5:00PM
        愛知芸術劇場大ホール

 指 揮:ペテル・フエラネツ 演 出:ヨゼフ・プルーデク
    フィガロ:フランティシェク・ザフラドニーチェク
    アルマヴイーヴァ伯爵:ヴラティスラフ・クジーシ
    伯爵夫人:イトカ・スヴォボドヴァー
    スザンナ:ペトラ・ノトヴァー
    ケルビーノ:ヤナ・シュテファーチコヴァー

 愛知芸術劇場は客席からオケピットが見えない欠陥劇場。
 休憩時間にチェックしたところでは第1バイオリンが5プルット(?)という小編成のオーケストラです。

 まず、フェラネツのきびきびとしたアップテンポの指揮が小気味よい。
 オーケストラのまとまりも予想以上のものでした。

 プラハ国立劇場は「プラハ国立歌劇場」と「スタヴォフスケー劇場」から成っているのですが、オーケストラはそれぞれの劇場にあるのでしょうか?

 プルーデクの演出は常識的なもので、オペラ鑑賞の邪魔にはなりませんでした。
 キャストも予想以上のレベルで、中でもスザンナ役は美人で気に入りました。 
 
 
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