クリスティーナ・ミーリッツ 音楽舞踊新聞
2006年4月21日号

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 音楽舞踊新聞は毎月無料で送られてくるんですが、4月21日号の記事には笑ってしまいました。

  ===============以下引用===================

 演出は、ドイツの女性演出哀クリスティーナ・ミーリッツ。
 ウィーン国立歌劇場との共同制作で、ウィーンでは今秋上演される。

 しかし〝ドイツの演出家〞というアレルギーが、当初から嫌な予感を与えていた。
 まして、「気鋭の演出家。威成概念にとらわれず、やや過激な側面を持つ彼女」なる紹介を見ると、予感は確信へと変わっていく。

 すべてが内面的にといってもいいくらいの舞台表現には、やはり肝心の音楽を置き去りにしたドイツを中心に始まった「ムジーク・テアター」の色合いを感じる。

=================引用終わり==================

 ミーリッツはベルリン・コミッシェ・オパーの日本公演で何か(カヴァレリア?)とか、ベルリンの現地では《リエンツィ》を見て、こんなひどい演出家は見たことがない、と呆れたんですが、そんな人がウィーン国立歌劇場で演出するような人気演出家になっていくところに、昨今のドイツオペラ界の異常さを感じます。

 グーグルで検索してみても、「彼女が如何におかしな演出をするか」に期待 (^_^; が集まっているようで、日本にも病気は伝染しているようです。
 
 
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