笛田博昭 @ オペラ・ガラ
2006年10月12日(木)6:45PM しらかわホール

「REVIEW06」に戻る  ホームページへ  笛田博昭観劇記録
 
 
     オートバックス『華麗なるオペラ・ガラ』
  2006年10月12日(木)6:30PM しらかわホール

    ソプラノ:北村さおり  テノール:笛田博昭
    バリトン:中西勝之   バス:小野和彦

  指揮:山下一史  名古屋フィルハーモニー交響楽団

 後半の「イタリアオペラ」から聴きました。
 どの方もそれなりに良かったのですが、やはり笛田さんが圧倒的。
 しらかわホールは700席の中ホールですが、笛田さんが声を張り上げると名フィルが聞こえなくなってしまう (@o@)。

 《トロヴァトーレ》のマンリーコのアリア『見よ、恐ろしい火を』の最後のハイCを果てしなく伸ばせば、「こりゃ凄すぎる!」とちょっと笑えてしました。
 これだけのマンリーコは世界でもなかなか聞けないでしょう。

 そんな笛田さんでも《リゴレット》のマントヴァ公爵のハイトーンには、少し不安を感じました。
 やはり彼の本領はドラマッティック・テノールです。
 藤原歌劇団では《ラ・ボエーム》の次に、ぜひ《トロヴァトーレ》をお願いしたいものです。

 他の方では、中西勝之さんの羞恥心をかなぐり捨てた演技 (^_^ゞ が良かったですね。
 
 
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