大須オペラ 《カルメン・千秋楽》 大須演芸場
2007年7月29日(日)7:00PM

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 大須オペラ 《カルメン》も千秋楽になってしまいました。
 7月14日に歌手組を見たので、千秋楽は役者組です。

 千秋楽のお約束、女性軍は髪にバラの花を刺していました。
 オケの右端では、ダンカイロとカルメンが演奏していました。
 
大須演芸場 牛の首
女性軍は髪にバラの花 ダンカイロとカルメンと牛の首


   大須オペラ 《カルメン・千秋楽》 大須演芸場
     2007年7月29日(日)7:00PM

     演出:岩田信市  指揮:宮脇 泰
        カルメン:後藤好子
       ドン・ホセ:水谷真人
     エスカミーリョ:間瀬礼章
         ミカエラ:五十君綾子
       ダンカイロ:野口登志

 前回とは別の舞台のように、楽しく見る事が出来ました。
 全体の動きにスーパー一座らしいギャグが上手く入ってきて、あちこちで笑いが起きました。
 前回は木の幹だけだったのに、今回は枝葉が付いている、と言えば良いでしょうか。

 演劇畑の後藤さんのカルメンは予想以上の歌唱力。
 水谷さんのホセは、サッカーアジア杯の全日本チームのようにヘロヘロ状態。
 喉もかなり疲れているようです。
 でも、その状態でホセに取り組む姿に、まあ感動するわけですね。
 歌よりも演技の方が僕の心を打つのでしょうか?

 ミカエラ役の五十君(いそきみ)綾子さんは高い音まで素直に出て、たいへん良かった。
 僕は《カルメン》というオペラはあまり好きではないんですが、二重唱でミカエラが歌う「母親のテーマ」だけは大好き。
 琴線に触れると言いましょうか、今日の五十君さんには泣かされました。
 
 でも演技はダメ (^_^; 。
 となると、演技よりも歌の方が僕の心を打つのでしょうか?
 訳が分からなくなりました (^_^ゞ。

 大須オペラでは、かつて05年の《サルタンバンク》に出演された加藤利幸さんが、翌年のイタリア声楽コンコルソで金賞を取られました。
 五十君さんにも、そのような事があるかもしれません。
 と思ってネットを検索したら、第15回(2005年?)日本クラシック音楽コンクール全国大会 一般の部で入賞しておられるではありませんか (@o@)。
 名芸大の音楽教育出身なので、演技には慣れていないのかもしれません。

 あとは、カーテンコールからの写真を並べておきましょう。
 楽しかった様子が分かっていただけるでしょう。
 
水谷さんと後藤さん 並んでカーテンコール


 ここからが本当のカーテンコール。
 ダブルキャストが並んで歌います。

二人のミカエラ 五十君綾子さん
二人のホセ 間瀬礼章
台本・演出 岩田信市 踊る原智彦座長
二階席 終演後の劇場前


 帰宅してからは「参院選速報」です。
 我が業界には最悪の結果で、ドント方式はよく分かりません。
 安倍首相が赤城農水相を選挙前に更迭していたら、うちの候補も滑り込んだような気がします。
 
 
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