ティエリー・フィッシャー&名フィル 『巨人』
2009年2月20日(土)6:45PM 愛知芸術劇場コンサートホール

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 2008年9月5日(金)にティエリー・フィッシャー&名フィルで 『ダフニスとクローエ』を聴きまして、このコンビが大変気に入りましたので、本日は『巨人』を聴きに行って参りました。

 僕はそれほど『巨人』という曲に興味はないのですが、フィッシャーが指揮するとなると突然興味がわいてくるわけです。

 ウィークデイはいつも後半のプログラムした聴けないのが残念です。

   ティエリー・フィッシャー&名フィル 『巨人』
     2009年2月20日(土)6:45PM
     愛知芸術劇場コンサートホール

 フィッシャーの指揮の下、名フィルの各パートはキラキラと輝いておりました。
 静かな部分は風がそよぐように、強奏の部分は雷神のように、ダイナミックスの幅が大変大きい。
 ティエリー・フィッシャーは本当に素晴らしい指揮者です。

 フィナーレのクライマックスでホルンが立ち上がった辺りから、目の前がぼーっとしてきました。
 僕は第四楽章は「馬鹿騒ぎ」だと思っていたんですが、こんな曲に感動するとは、自分でも驚きました (^_^ゞ。

 僕はこのコンビのコンサートは出来るだけ行こうと決意しました。
 フィッシャーは近い将来世界でも有数の指揮者になるはずですから、どんな曲でも聴いておかなくては損してしまいます (^_^; 。

 嬉しいことに、本日のプログラムによればフィッシャーとの契約が延長され、2010年4月から2011年3月まで名フィルの常任指揮者を努めることが決定したそうです。

 大須オペラが解散してしまった今、「名古屋の宝」はティエリー・フィッシャーでしょう。
 『フィッシャー聴きに名古屋に来てちょ』というキャッチフレーズは如何でしょうか (^_^ゞ。
 
 
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