デニス・コジュヒン 超絶技巧練習曲を弾く
2011年2月22日(火) 1:30PM 宗次ホール

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 「2010年エリザベート王妃国際音楽コンクール優勝」というチラシに興味を惹かれ、デニス・コジュヒンのコンサートに行ってきました。

  デニス・コジュヒン 超絶技巧練習曲を弾く
 2011年2月22日(火) 1:30PM 宗次ホール

 ハイドン:ピアノソナタ 第59番 変ホ長調 Hob.XVI49
  == 休憩 ==
 リスト:超絶技巧練習曲 より
 第1番 ハ長調「前奏曲」
 第2番 イ短調
 第3番 ヘ長調「風景」
 第7番 変ホ長調「英雄」
 第10番 ヘ短調
 第11番 変ニ長調「夕べの調べ」
 第4番 ニ短調「マゼッパ」
 
 1986年ロシア生まれ、というから、25歳くらいでしょうか。
 コジュヒンは凄まじいテクニックと、豊かな音楽性を持つ素晴らしいピアニストでした。

 僕はリストをあまり聴いたことがないし、たまに聴いても面白いと感じたことはないのですが、コジュヒンは演奏を見ているだけでも楽しくなってしまいます。
 速い曲は目にも止まらぬフィンガリング、豪壮な曲は豪壮に、繊細な曲は繊細に、曲の流れも自然で、まったく文句の付け所がない演奏です。

 会場と曲目は違いますが、ショパンコンクールに優勝したアヴデーエワより、僕はコジュヒンの方がずっと気に入りました。

 宗次ホールでは、明日もコジュヒンの演奏会が予定されています。
 曲目は『展覧会の絵』で超名演が期待されますので、ぜひお薦めしたいと思い、急いでこのレポートを書いています。

 しかし明日の夜、僕はティエリー・フィッシャー&名フィルの『ブラ3』に行かなくてはなりません。
 その前に大隅智佳子さんの《サロメ》にも行く予定で、明日は忙しい (^_^; 。

※この日は、ニュージーランドの大地震、リビアのカダフィ大佐によるデモ弾圧、民主党の小沢元代表に対する党員資格の停止、など、大きなニュースがありました。
 

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