名古屋二期会フレッシュコンサート No.31 渡部純子
2011年3月25日(金)7:00PM 電気文化会館 ザ・コンサートホール

「REVIEW11」に戻る  ホームページへ
  
 
 名古屋二期会フレッシュコンサート No.31
   2011年3月25日(金)7:00PM
   電気文化会館 ザ・コンサートホール

    ソプラノ:渡部純子
    ピアノ:伊藤美砂子

  プッチーニ《蝶々夫人》より
  “彼は心を動かされて~ある晴れた日に”
  “お前のお母さんが”
  “お前かい?お前かい?小さな天使!”

 全部で6名が歌われたコンサートでしたが、最後の渡部純子さんを聴いてきました。

 昨年の名古屋二期会ニューイヤーコンサートで渡部さんの“ある晴れた日に”を聴いてその素晴らしい歌声と役に成り切った演技に仰天して、いつかまた聴いてみたいものだと思っておりました。

 渡部さんの歌声はピアノで歌う部分では中、低声部の響きが少し足りないかとも思いましたが、強く歌う部分の迫力は圧倒的で、笛田博昭さんや大隅智佳子さんの歌唱に感じる「ビビビ!」感を、渡部さんの歌唱にも感じるんですよ。

 プログラムに書かれたプロフィールを紹介します。
 写真はいつも、白黒しかないんだな。

 国立音楽大学卒業後渡米し、ニューヨークのマンハッタン音楽大学院修士課程修了。
 2007年に蝶々夫人役でコネチカット州にて米国オペラデビュー。
 以来、その深い声と演技力が各地で絶賛されている。
 09年にはアジアン交響楽団コンサートに出演、リンカーンセンター及び東京国際フォーラムホールの舞台で「トウーランドット」のリュ一役を歌う。
 10年、所属するオペラ・マンハッタンのオフブロードウェイ公演「ラ・ボエーム」でミミ役を好演。
 他に「フィガロの結婚」(スザンナ、伯爵夫人)、「カルメル会の修道女達」(新修道長)や、現代作曲家の作品にも数多く出演している。
 二神二朗、ダイアナ・ソヴィエロ、田口輿輔の各氏に師事。名古屋二期会会員。
 

「REVIEW11」に戻る  ホームページへ