名古屋フィルハーモニー交響楽団第384回定期演奏会
シャスラン:歌劇 《嵐が丘》抜粋(日本初演)
2011年10月21日(金)6:45PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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  名古屋フィルハーモニー交響楽団第384回定期演奏会
 10月21日(金)6:45PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

  指揮:フレデリック・シャスラン
  ソプラノ:砂川涼子(*)

  ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
  ショーソン:愛と海の詩 (*)
  シャスラン:歌劇 《嵐が丘》抜粋(日本初演)
 1)序曲
 2)心のさまたげ(キャシーの愛のアリア) (*)
 3)あれはナイチンゲール(キャシーの狂気のアリア) (*)
 4)ジプシーの踊り
 5)わたしのとまどい(幼いキャサリンのアリア) (*)
  ビゼー:歌劇《カルメン》組曲

 本日のメインであろうシャスラン作曲 歌劇《嵐が丘》だけ聴いてきました。
 フレデリック・シャスランは1963年パリ生まれ。
 
 《嵐が丘》はミュージカル《オペラ座の怪人》や《レ・ミゼラブル》をもう少し難しくしたような曲でしたが、現代オペラの通弊として美しいメロディーに乏しい。

 「ジプシーの踊り」はアンコールピースになりそうな曲かと思いました。

 砂川涼子さんはオペラグラスで見ると綺麗な方で、素敵なドレス姿も美しかったのですが、声量が足りずにオケに埋もれてしまう。

 また、譜面を持っての歌唱で、《ロードペとダミーラの運命》を暗譜で歌われた方々と較べると、努力が足りないような気がしました。
 
 一曲しか聴いていないんですが、指揮者としてのシャスランは、あまり気に入りませんでした。
 
 
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