ウクライナ国立オデッサ歌劇場 《トゥーランドット》
2012年1月9日(月・祝)5:00PM 愛知県芸術劇場大ホール

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 1月9日(月・祝)の愛知県芸術劇場では、2階大ホールで5:00PMからウクライナ国立オデッサ歌劇場《トゥーランドット》の公演がありました。
 そして4階のコンサートホールでは5:30PMから、飯守泰次郎さん指揮の『名古屋二期会ニューイヤー・オペラコンサート』がありました。

 まずは4:45PMに開場するコンサートホールで二期会のプログラムを貰い、予定を確認します。
 そして、5:00PMから2階大ホールの《トゥーランドット》を観劇しながら作戦を練ります。

  ウクライナ国立オデッサ歌劇場《トゥーランドット》
  2012年1月9日(月・祝)5:00PM
  愛知県芸術劇場大ホール

  指揮:ユーリィ・ヤコヴェンコ
  演出:不明(プログラム買ってない)

  トゥーランドット:マリア・グレギーナ
  カラフ:オレグ・クリコ
  リュー:アーラ・ミシャコワ

 管弦楽:ウクライナ国立オデッサ歌劇場管弦楽団
 合唱:ウクライナ国立オデッサ歌劇場合唱団
 バレエ:ウクライナ国立オデッサ歌劇場バレエ団

 僕自身がオデッサに行くことはまずありませんので、わざわざ来日してくれるとは有り難いことです。

 舞台は大きな竜が造られていて、それをバックに演技が演じられ、衣装は中国らしいものでした。
 しかし、どうも動きが紋切り型でぎこちがない。
 リューもアリアを歌ったあと突っ立ったままだし。
 すきま風が吹く一歩手前でしょうか。

 指揮者のユーリィ・ヤコヴェンコは良くオケをならし、景気は良かったけれど、うるさいというか、プッチーニらしいナイーブさは乏しいと思われました。

 カラフが銅鑼を叩かずに、シンバルで代用したのは手抜きだったでしょう。
 1996年7月7日にこのホールで見た 《トゥーランドット》なんか、求愛の銅鑼を打ち鳴らす福井敬さんの叩くバチの頭が取れて大変だったんですから。

 一幕が終わり、5:30に4階の名古屋二期会ニュー・イヤーコンサートに移動します。
 前半の最後がお目当ての渡部純子さんのミミなので、僕はグレギナより渡部純子さんの方が聴いてみたい。
 休憩(20分) → 第二幕(40分) → 休憩(20分)と1時間以上時間があるので、余裕を持って、第三幕に間に合う作戦でした。

 名古屋二期会ニュー・イヤーコンサートの第一部が終わったのが7:10PM。
 さっそく大ホールに戻ったら、ちょうどリューが死ぬところでした (@o@)。
 計算間違いだったでしょうか。
  《トゥーランドット》って短いんだ。
 
 ということで、僕はお目当てのグレギナを聴くことができませんででした。
 実演でもテレビでも見ているから良いでしょうか。
 
 
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