クリスマス・スペシャル・コンサート
2012年12月19日(日)6:45PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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 12月16日の辻井伸行さんに続き、本日は人気の少年ピアニスト、牛田智大さんのコンサートに行ってきました。
 辻井さんのチケットは発売と同時に完売でしたが、牛田さんの場合はしばらくチラシが配られていました。
 それでも本日はチケット完売、満席の状態でした。

 南山大学同窓会設立60周年記念
 クリスマス・スペシャル・コンサート

 12月19日(水)6:45PM
 愛知県芸術劇場 コンサートホール

 指 揮:栁澤寿男
 ピアノ:牛田智大

 アンダーソン: クリスマス・フェスティヴァル
 ショパン: ピアノ協奏曲第2番ヘ短調
 チャイコフスキー: バレエ『くるみ割り人形』組曲
 チャイコフスキー: 序曲『1812年』

 牛田智大(うしだ ともはる)さんは1999年10月16日、福島県で生まれ、その後すぐ中国・上海に移り住む。
 小学校入学時に帰国、名古屋で育つ。
 名古屋市立笹島小学校出身。
 2012年2月の浜松国際ピアノアカデミーコンクールにおいて、史上最年少(12歳)で1位入賞を果たす。

 登場した牛田さんはテレビのワイドショーで見たとおりの優しく礼儀正しい少年ピアニスト。
 ショパンのコンチェルトも2番は珍しいと思いますが、コンクール優勝の音楽を聴かせていただきました。
 第1楽章が終わったところで、けっこう盛大な拍手がありました。
 ソロアンコールはありませんでした。

 指揮の栁澤寿男さんは2010年3月28日(日)の《ナブッコ》で感心したことがあります。
 ネットを検索しますと、栁澤寿男さんは1971年、長野県下諏訪町出身。
 国立音楽大学卒業後、パリのエコール・ノルマル音楽院オーケストラ指揮科で学ぶ。
 佐渡裕や大野和士、スイスのヴェルビエ音楽祭指揮マスタークラスオーディションに合格してからはジェイムズ・レヴァイン、クルト・マズアらに師事する。

 2005~07年、マケドニア旧ユーゴスラヴィア国立歌劇場首席指揮者。
 2007年3月、UNMIK(国連コソボ暫定行政ミッション)統治下のコソボ自治州において、コソボフィルハーモニー交響楽団に客演。
 同年10月、コソボフィルハーモニー交響楽団常任指揮者に就任。

 2007年6月、バルカンの民族共栄を願ってセルビア人・アルバニア人・マケドニア人音楽家を楽団員にしたバルカン室内管弦楽団を結成。
 2009年5月、バルカン半島の民族対立の象徴の地のひとつとも言えるコソボ北部のミトロヴィッツァで、バルカン室内管弦楽団の歴史的演奏会を実現し大成功を収めた。
 柳澤さんのバルカンでの活動は、多くのテレビのドキュメントで取り上げられています。

 本日は『クリスマス・スペシャル・コンサート』でポピュラーな曲が多く、次の機会を楽しみにしたいと思います。
 

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