アレクサンドラ・スム ヴァイオリン・リサイタル
2012年8月1日(水)6:45PM しらかわホール

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 チラシが美人だったので行ってきました。
 入口でチケットを渡すと、「2階のお客様ですか? 1階にも席がございます」と言われてビックリ。
 「2階が好きだから」と答えましたが、よくよく聞くと2階席はチケットが1枚しか売れてなくて、その1枚が僕。
 2階席を独り占めして聴いてきました (^_^) 。

 アレクサンドラ・スム ヴァイオリン・リサイタル
 2012年8月1日(水)6:45PM しらかわホール

 ピアノ:フランソワ・ランブレ

 シューマン:ソナタ第1番イ短調
 グリーグ:ソナタ第3番ハ短調
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 プロコフィエフ:5つのメロディ
 ルトスワフスキ:スビト
 ラヴェル:ツィガーヌ

 アレクサンドラ・スムは89年、モスクワの音楽一家に生まれる。
 ウィーン音楽院、グラーツ音楽大学でクシュナ一教授に師事。
 ウィーン・コンツェルトハウスでソロ・デビューを果たす。
 02年ウィーン音楽院のコンクールで最優秀賞を獲得、04年に行われた若い音楽家のためのユーロヴィジョン・コンクーで第1位。

 アレクサンドラ・スムは美人なだけでなく、優れたヴァイオリニストでした。
 プログラムがマイナーな曲のためかお客さんが少ないのは残念なことでした。

 グリーグのソナタはもともと好きな曲ですが、スムの演奏は最初から緊張感があって、惹きつけられました。
 7月6日にアンドレイ・バラーノフで聴いたときには面白くなかったので、僕にとっては アレクサンドラ・スム>アンドレイ・バラーノフですね。

 ラヴェルのツィガーヌも良い演奏でしたが、2011年9月17日に聴いたラチャ・アヴァネシヤンには及ばないものと思いました。
 ラチャ・アヴァネシヤン>アレクサンドラ・スム ですね。
 アヴァネシヤンは凄すぎました。

 アンコールはメモを見ながらの日本語で紹介があり、ゴドフスキー(ハイフェッツ編曲)「懐かしいウィーン」とクライスラー「美しきロスマリン」。
 さすがにウィーンで学んだだけあって、コブシの効いたプロの演奏だと感心しました。