セントラル愛知交響楽団 第124回定期演奏会 指揮:下野竜也
2013年1月11日(金)6:45PM 三井住友海上しらかわホール

「REVIEW13」に戻る  ホームページへ
 
 
 セントラル愛知交響楽団第124回定期演奏会
   ~初春や鬱吹き飛ばすベートーヴェン~

 2013年1月11日(金)6:45PM
 三井住友海上しらかわホール

 指揮:下野竜也

 シェーンベルク:室内交響曲第2番
 ベートーヴェン序曲集
 ・歌劇《フィデリオ》序曲
 ・《アテネの廃墟》
 ・《シュテファン王》
 ・《レオノーレ第1番》
 ・《レオノーレ第2番》

 後半のベートーヴェンを聴きました。
 なかなか聴く機会のない曲を聴かせて頂きました。

 全体にきっちりとまとまった演奏でした。
 中でも《シュテファン王》は手の内に入った演奏かと思いました。

 《レオノーレ第2番》には第3番のようにトランペットのソロがあります。
 このソロが2階後ろ(ホール最後列)のドアを開けて演奏されました。
 僕の席の後ろですね (@o@)。
 カーテンコールにトランペット奏者がこのドアから出てくるようなので、前もってアンコールがないことを確認しながらも、最後まで帰ることができませんでした。

◇レオシュ・スワロフスキー氏が音楽監督に

 ロビーには新聞記事のコピーが掲示されていました。
 セントラル愛知交響楽団の音楽監督にレオシュ・スワロフスキー氏(プラハ国立歌劇場のオペラ芸術監督・51歳)が就任するそうです。
 僕は昨年6月の定期演奏会(スラブ舞曲全曲)を聴いて、この人は世界最高の指揮者ではないかと大阪まで追っかけてしまいました。

 任期は来年4月から3年間。
 欧州公演の構想も浮上しているそうで、僕はこのコンビならスメタナホールへ出しても恥ずかしくない、立派な演奏をしてくれると思っています。