フィルハーモニア管弦楽団演奏会
指揮:エサ=ペッカ・サロネン ヴァイオリン:諏訪内晶子
2013年2月6日(水)6:45PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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 「招待状をもらったけれど興味が無い」という知人からその招待状を譲ってもらったので、行ってきました。
 コンサートの数日前まで新聞に広告が出ていました。
 会場では招待状をもらったので来た、という人に多く会いました。

 つまり、エサ=ペッカ・サロネンと諏訪内晶子さんのコンビではチケットが売れないということですね。
 辻井伸行さんと佐渡裕さんのコンサート(4/22,BBCフィルハーモニック)はすぐに売り切れてしまったのに。
 S席が18000円という価格設定が高すぎたのでしょうか?

 2013年2月6日(水)6:45PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール

 指揮:エサ=ペッカ・サロネン
 ヴァイオリン:諏訪内晶子
 フィルハーモニア管弦楽団

 ベートーヴェン:『シュテファン王』序曲
 シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
 ベートーヴェン:交響曲第7番

 諏訪内晶子さんは1972年生まれだからアラフォーですか。
 諏訪内さんの独奏は力強く楽器を鳴らしたもので、今まで彼女を聴いた経験から予測していたより遙かに素晴らしい演奏でした。
 次回はチケット代を払ってでも聴かせていただこうかと思いましたよ。

 エサ=ペッカ・サロネンは1958年、フィンランドのヘルシンキ生まれ。
 2008年9月にフィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者に就任。

 ベートーヴェンの7番は颯爽とした威勢の良い音楽でしたが、一本調子かとも思いました。
 この曲自体がこういう曲だからかな、と思いながら聴いていました。

 アンコールはシベリウスの『悲しきワルツ』で、これは絶品でした。
 ダイナミックレンジが広いというか、ほとんど聞こえないようなピアニシモの部分にゾクゾクしました。