名フィル ドヴォルザーク・セレクションⅢ
指揮:マーティン・ブラビンズ & ヴァイオリン:松山冴花
2013年2月28日(木)6:45PM 名古屋市民会館大ホール

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 ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲は好きな曲だし、ソリストの松山冴花さんを一度聴いてみたいと思っていましたので、仕事を途中で切り上げて、タクシーで千種駅まで15分。
 千種駅からはJR中央本線で金山駅まで5分で到着しました。
 いろいろ考えて努力しているんですよ (^_^) 。

 名フィル ドヴォルザーク・セレクションⅢ
 2013年2月28日(木)6:45PM

 指揮:マーティン・ブラビンズ
 ヴァイオリン:松山冴花(まつやまさえか)

 ドヴォルザーク:序曲『謝肉祭』
 ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲
 ドヴォルザーク:交響曲第7番

 松山冴花さんは西宮市出身。
 9歳でニューヨークへ渡り、ジュリアード音楽院でドロシー・ディレイらに学ぶ。
 2005年エリザベート王妃国際音楽コンクール第4位。

 松山さんはしっかりとした技術を持つヴァイオリニストで、彼女の作り出す音楽も気に入りましたが、もう一回り大きいスケールを求めたかったでしょうか。
 
 名古屋市民会館は愛知県芸術劇場コンサートホールに較べると大きい空間で、音量的には不利だったでしょう。

 ブラビンズの楽器配置は左から第一ヴァイオリン、チェロ、チェロの後ろにコントラバス、ヴィオラ、第二ヴァイオリンという珍しいものでした。
 ドヴォルザークの「交響曲第7番」は第8番や第9番と較べると本格的な曲で、本格的な曲は難解です (^_^ゞ。

 曲はよく理解できませんでしたが、ブラビンズ指揮する名フィルはとても良い演奏をしたと思います。
 これは2010年10月の定期演奏会でヴォーン・ウィリアムズの『ロンドン交響曲』を聴いたときと同じ感想です。
 名フィルは良い人を常任指揮者に選んだと思います。

 アンコールは定番のドヴォルザーク:『スラヴ舞曲第1集』第8番 でした。