世界のカルテット∞カルテットの世界 ウィハン弦楽四重奏団
2013年5月17日(金)6:45PM 宗次ホール

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 宗次ホールの「世界のカルテット∞カルテットの世界」は信頼していますので、ウィハン弦楽四重奏団という聞いたこともないカルテットのコンサートに行ってきました。
 嬉しいことに、5月10日のセントラル愛知交響楽団の演奏会と同じく、『死と乙女』の第2楽章から会場に入れていただきました (^_^) 。

 世界のカルテット∞カルテットの世界
 ウィハン弦楽四重奏団

 2013年5月17日(金)6:45PM 宗次ホール

・シューベルト:弦楽四重奏曲 第12番 ハ短調『断章』
・シューベルト:弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調『死と乙女』
・ドヴォルザーク:弦楽五重奏曲 第3番 変ホ長調『アメリカ』

 ヤン・シュルマイスター(ヴァイオリン)
 レオシュ・チェピスキー(ヴァイオリン)
 ルジー・ジグムンド(ヴィオラ)
 アレシュ・カスプルジク(チェロ)

 プログラムによれば、ウィハン弦楽四重奏団はチェコの弦楽四重奏団。
 ウィハンの名は、チェコの伝説的な名カルテットである「ボヘミア弦楽四重奏団」の創立者「H.ウィハン」の名を冠したもの。
 メンバーは全員がプラハ芸術アカデミーの出身で、1985年に結成され、以後現在まで一度もメンバーが変わることなく今日に至る。

 愛知県立芸術大学教授の百武由紀(ひゃくたけゆき・第2ヴィオラ)さんと共演した弦楽五重奏『アメリカ』が面白く聴くことができました。

 ドヴォルザークの作品番号95が『新世界交響曲』、作品番号96が『弦楽四重奏曲・アメリカ』、そして作品番号97がこの『弦楽五重奏曲・アメリカ』なのだそうです。
 
 ドヴォルザークらしい親しみやすいメロディーにあふれ、ヴィオラが加わることにより響きがふっくらしてきます。
 ちょっとしたイントネーションの動きやコブシの聞かせ方が、「本場の演奏」だと思わせました。