ヴァレリー・アファナシエフ ピアノ・リサイタル
2013年6月22日(土)2:00PM 豊田市コンサートホール

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  2011年11月21日のコンサートでは最後の数曲しか聴けなかったので、本日は豊田市まで行ってきました。

 ヴァレリー・アファナシエフ ピアノ・リサイタル
 2013年6月22日(土)2:00PM
 豊田市コンサートホール

 オール・ブラームス プログラム
 ・7つの幻想曲 Op.116
 ・3つの間奏曲 Op.117
 ・6つの小品  Op.118
 ・4つの小品  Op.119


 アファナシエフの奏法は指を真っ直ぐ伸ばし、というかむしろそらせるようにして鍵盤に叩きつける、激しく迫力のあるものです。

 プログラムはブラームス後期のピアノ曲ばかりで、ちょっと難しく退屈しました。
 最後の曲(ラプソディ 変ホ長調)が良かったですね。

 アファナシエフのCD『ブラームス後期作品集』はレコード・アカデミー賞を受賞した名盤だそうです。

 カーテンコールでアファナシエフは無愛想に登場して、お辞儀をして引っ込んでいきます。
 これが何度も繰り返され、「アファナシエフはアンコールをしない」と聞いていたので、確認のために座っていました。
 結局アンコールはなかったのですが、それなら早く舞台の電気を落とすとか客席を明るくするとか、お客さんに対する配慮が必要でしょう。
 
 5時30分から能楽堂(8階)でアファナシエフと能楽師の金剛永謹さんによる「なぜ能・日本文学に魅せられるのか」という対談があったようですが、難しい話はパスしました。