名フィル第406回定期演奏会 <空気・水-夜空と海の情景>
2013年10月12日(土)4:00PM 愛知県芸術劇場 コンサートホール
指 揮:尾高忠明 チェロ:宮田 大*

「REVIEW13」に戻る  ホームページへ
 
 
 名フィル第406回定期演奏会 <空気・水-夜空と海の情景>
 2013年10月12日(土)4:00PM
 愛知県芸術劇場 コンサートホール
 指 揮:尾高忠明
 チェロ:宮田 大*

 J.アンダーソン: 発狂した月[日本初演]
 武満 徹: オリオンとプレアデス*
 ドビュッシー: 牧神の午後への前奏曲
 ドビュッシー: 管弦楽のための3つの交響的素描『海』

 前半はほとんど覚えていません。
 早くホールを出たくて、ソロアンコールを聴き逃しましたが、まあいいでしょう。

 『牧神の午後への前奏曲』は大好きな曲ですが、1999年6月にサラマンカホールで聴いたシャルル・デュトワ&モントリオール交響楽団演奏会(フルート:ティモシー・ハッチンス)が素晴らしすぎて。
 本日の演奏は音が堅くて、この曲に僕が望む曖昧模糊とした柔らかさが足りなかったでしょうか。

 ドビュッシーの『海』という曲は、僕にとって訳の分からない曲で、苦手です。
 尾高忠明さんは素晴らしい指揮者だと思って、できるだけ聴き逃さないようにしています。

 その尾高さんが『海』を演奏するという。
 尾高さんが勝つか『海』が勝つか、TV番組「ほこ×たて」を見るような心境です (^_^; 。
 結果は、『海』がそれなりの曲に聞こえましたので、尾高さんの勝ちでしょうか。

 アンコールはありませんでした。
 「ポストリュード」があるのはブラビンズさんの時だけなのかな?