ユンディ・リ(李雲迪)  「バラード全曲」&「24の前奏曲」
2016年6月3日(土) 6:45PM 愛知県芸術劇場コンサートホール

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 ユンディ・リについては、友人の結婚式のためにショパンコンクールの審査員を3日サボったとか、ソウルでコンチェルトの途中で止まってしまったとかいうニュースも流れていますが、「バラード全曲」と「24の前奏曲」というプログラムに惹かれて、行ってきました。
 客席は9割くらいでしょうか。
 当然女性が多かったです。

 ユンディ・リ(李雲迪) オールショパンプログラム
 2016年6月3日(土) 6:45PM
 愛知県芸術劇場コンサートホール

 ショパン:バラード
 ショパン:24の前奏曲

 1982年10月7日、重慶に生まれる。
 1991年、但昭義に就いてピアノを習い始め、プロのピアニストを目指す。
 1994年、四川音楽学院附属中学に首席入学。
 1995年、但昭義とともに深セン芸術学校に移り、各地のコンクールで好成績を残す。
 2000年(18歳)、第14回ショパン国際ピアノコンクールで、スタニスラフ・ブーニン以来15年ぶりに第1位での優勝を果たす。
 ショパン・コンクールにおける、中国人で初の優勝者となる。
 2015年の9月にはショパンのプレリュード全集をリリース、2016年2月にはバラード1番~4番をリリース。

 僕はいままでに、2002年7月7日のブダペスト祝祭管弦楽団演奏会2014年11月8日のコンサートを聴いたことがあります。

 本日の演奏は正統派のショパンらしい演奏だったと思います。
 特に前半の「バラード全曲」に感心して、CDを買いました。
 「24の前奏曲」は1曲ずつが短いですから、纏まったイメージが‥‥。

 アンコールは「ノクターン第2番」と「アンダンテ・スピアナート」と「彩雲追月」。
 2曲目はピアノの弱音が実に美しかった。
 僕なんか弱く鍵盤を押しても「スカッ」という音がするだけですからね。